駄作 ◆ 「セル」



「数々の傑作で知られる巨匠スティーヴン・キングの原作を、キング自ら脚本を手掛けて映画化」てことらしいです。

 

最近のスティーヴン・キングはどうしたのでしょう?

 

昔、あれだけ面白い作品を世に出していたころとは別人です。

 

この映画、まったく面白くありません。

 

数多くの駄作に出演している“サミュエル・L・ジャクソン”の名があったので、覚悟はしていましたが・・・。

 

 

近年のキング作品にはご用心、ご用心(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹替えあり

地味に面白い作品 ◆ 「オフィサー・ダウン」



ドラッグにも手を染めていた悪徳警官が、署と自らの評判のため、身内の失態はことごとくもみ消す警部に嫌気がさし、正義感を取り戻すってストーリー。

 

よく練られた展開で、非常に楽しめました。

 

まったく期待していなかっただけに、何か得した気分です(笑)。

 

おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2013年 アメリカ 日本語吹替えあり

かなりいいです、この映画 ◆ 「パッセンジャー」



他の惑星へ移住できることが可能になった時代のお話。

 

と言っても距離が距離なので、宇宙船のなかで120年寝っぱなし。もちろんその間は、歳をとりません。

 

ところがある男性が機械の故障で、あと90年残した状態で目覚めてしまいます。

 

男性は1年間、孤独に耐えますが、ついに一人の女性を故意に起こします。

 

女性には「僕も故障で目覚めたんだ・・・」と。

 

2人きりですから、当然、恋仲に。

 

ところがその女性、ひょんなことから、事実を知るんですね~。

 

 

 

展開も目が離せませんし、最近の作品にしては珍しくエンディングもきっちりメッセージがこめられていました。

 

いや~いいです。

 

おススメです。

 

ちなみに監督は「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥム

 

やっぱり、映画は監督次第なのではないかと・・・。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹替えあり

3つの抽象的概念「愛・時間・死」 ◆ 「素晴らしきかな、人生」



幼い子供を亡くし、その痛手から心を閉ざしてしまった男性のお話。

 

セリフまわしもよく、ウィル・スミスの演技も涙を誘います。

 

 

「結局のところ人は“愛”を求め、もっと“時間”が欲しいと思い、“死”を恐れる・・・」

 

 

作品冒頭スピーチシーンでの言葉です。

 

この“愛”・”時間“・“死”をめぐり、話が展開します。

 

 

ただ前半がかなりよかっただけに、期待値が上がりすぎて、後半はちょっとインパクトが・・・って感じでした。

 

もちろん“あり”か“なし”かと問われれば、“あり”です、あしからず(笑)。

 

まぁまぁおススメ。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹替えあり

やさしい気持ちになれます ◆ 「最高の家族の見つけかた」



突然“脳腫瘍”を宣告された、とても明るいお母さんとその家族のお話。

 

感動モノにありがちな、狙いにいった感もなく、非常に後味のいい映画でした。

 

まさに“心温まる”という言葉は、この作品のためにあるような・・・(笑)。

 

 

ちょっとやさしい気持ちになりたいときにどうぞ。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹替えあり

これは面白い! ◆ 「コロニア」



1973年のチリ・クーデターを描いた作品。

 

共産主義の青年が、軍部が支配する政府に捕えられ拷問を受けます。

 

それを知った彼女が、彼が幽閉されているというカルト教団の施設へ・・・、て流れです。

 

 

はじめから終りまで、感情移入できました。ドキドキです(笑)。

 

おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 ドイツ / ルクセンブルク / フランス 日本語吹替えあり

累計500万部 半世紀以上読み継がれる隠れた傑作 ◆ 「人を動かす原則」



「人間関係のバイブル」と帯に書かれています。

 

仕事だろうが、プライベートだろうが、すべては人間関係が重要なのだというのが趣旨。心理学者のアドラーと同じ考えかたです。

 

ただこのレス・ギブソンという人は、それをもう少し“自己啓発的”というか“技術的”というか“実践的”というか・・・、ま~わかりやすくシンプルに表現しているって感じでしょうか。

 

 

~人間の本性に関する4つの真実~

 

1.人はみな自分本位である

 

2.人はみな他のなによりも自分に興味がある

 

3.人はみな自分が重要な存在であると感じたがっている

 

4.人はみな承認欲求をみたすために他人に認めてほしいと思っている

 

 

本書、前半に出てくる一文です。 言われると当たり前なのですが、日常ついつい忘れがちになる、それでいてこれ以上、肝に銘じておかないといけない真実はないのでは・・・と思います。

 

簡単に読めて、しかもお手頃価格です。

 

人生ちょっと停滞気味で、分厚い古典はな~てかたにおススメです。

 



自己中心的で自惚れの強い人たちは自尊心が高すぎるのではなく低すぎるのだ

 

 

 

自分を認めて欲しいという切実な願いを満たす人の周りには、多くの人が集まる

 

 

 

あなたは他人に自己重要感を与える力を持っている

 

 

 

礼節やマナーの目的は、自分の価値を感じたいという人間の普遍的な欲求を満たすことである

 

 

 

相手に好印象を与えたいなら、相手に感銘を与えようとするのではなく、相手に感銘を受けたことを伝えるのが最も効果的な方法だ

 

 

 

相手が正しいか間違っているかは本当に重要か

 

 

 

私たちはみな、周囲の人の行為と態度に影響を与えて、コントロールする力をもっている。にもかかわらず、多くの人がその力を自分のために役立てるより、むしろ自分の足を引っ張るかたちで使ってしまっている。

 

 

 

熱意は相手に伝染しやすい

 

 

 

自信は信頼を生む

 

 

 

会話上手になる秘訣は、利口そうなことや勇ましい体験談を披露することではなく、相手に打ち解けた状態で話をさせる雰囲気をつくることである

 

 

 

自分の主張を理解してもらうために相手の言葉を引用する

 

 

 

説得の達人は、相手が面子を保ったまま意見を変えることができるように配慮する

 

 

 

さすが名著。極めてシンプルに核心をついています。

 

 

 

それでは・・・・。

 

クレーマーには理由があった・・・ ◆ 「幸せなひとりぼっち」



妻に先立たれた“へんこつおじいちゃん”のお話。

 

買い物時に店員にクレームつけるわ、近隣住人にからむわで、観ながら「いてるいてる・・・」と腹が立つほどの演技。

 

ところが、生まれつきこういう性格だったわけではなく、伴侶の死と関係があったんですね~。  

 

 

 

余談ですが、邦題にやたら“幸せ”をつけたがるのは、なぜでしょう?そのほうがヒットするからなのでしょうけど・・・、それだけ多くの人が“幸せ”に惹かれているのでしょうか?

 

少なくとも私はそうですけど(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 スウェーデン 日本語吹替えあり

世界的ヒットのゲームが元ネタ ◆ 「アサシン クリード」



世界的にヒットしたゲームが元ネタのようです。

 

ゲームの世界観を理解していれば楽しめるのかもわかりませんが、私には退屈な映画でした。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 イギリス / フランス / 香港 / アメリカ / 台湾 / マルタ / カナダ 

日本語吹替えあり

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アサシン クリード オリジンズ PS4版
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2018年1月3日地上波放送らしいです ◆ 「君の名は。」



遅ればせながら、2016年の話題作をチェック(笑)。

 

大ヒットの理由も、玄人筋に不評だった理由もよくわかるな~って感じでした。

 

時間軸を縦横無尽に使い、次から次へ展開するスピード。音楽と映像の巧みさ。最後にギュッと締める物語性。

 

「従来からの技法てんこ盛りなだけやのに~。評価高過ぎひんか?」っていう、やっかみが出るのもわかります。

 

でもね、いや~、うまいっす。

 

悪い意味じゃなくて、ほんとうに完成度が高いです。

 

ここまで仕上げたんですから、ヒットしてしかるべきかなと・・・。

 

逆に話題にならないほうが恐ろしいですよ、マーケット的に・・・。

 

 

 

内容はというと、「10代いや20代前半までなら、間違いなく繰り返し観ただろうな~」というのが、正直な感想です。

 

感受性が高い世代にはたまらなかったでしょう、きっと。

 

いかんせん、50歳男性ではね~。

 

な訳で、個人の評価としては「まぁまぁ」てことで、あしからず。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 107分

新海誠、その作品と人。 2016年 10 月号 [雑誌]: EYE SCREAM(アイスクリーム) 増刊