「高速道路のサービスエリアを転々としながらテントを張って暮らし、2度と会うことのない他人から2万ウォンを借りて食いつないでいるギウと3人の家族。ある日、ギウは以前お金を借りたことのあるヨンソンと、別のサービスエリアで偶然にも再会してしまう。不…
「昭和史研究の第一人者・保阪正康がニュース映画『日本ニュース』の貴重な歴史的映像記録と共に、激動の時代を解説するドキュメンタリー第8巻。第1次吉田茂内閣の誕生、日本国憲法の公布、労働運動の高揚による2.1ゼネストなどを紹介する」キネマ旬報社 【…
「『メメント』のクリストファー・ノーランの長編第3作は97年の同名ノルウェー映画のリメイク。製作総指揮にスティーブン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーが参加。白夜の季節のアラスカの小さな町で、全裸の少女の猟奇殺人事件が発生、ロサンゼルス警察…
「ジャングルの巨大ピラミッド、高度な天文学と数学、謎めいたマヤ文字・・・。中米のマヤ文明は、70もの都市が共存しながら、密林の中で2000年もの繁栄を謳歌した。石灰岩質の中米では、雨がすぐに地下に染み込み、大河がない。極めて水の得にくい過酷なジ…
「ある早朝、民家で老人と訪問介護センター所長の死体が発見された。死んだ所長が勤める介護センターの介護士・斯波宗典が犯人として浮上するが、彼は介護家族からも慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美は、斯波が働く介護センターで老人の死亡率が…
「昭和史研究の第一人者・保阪正康がニュース映画『日本ニュース』の貴重な歴史的映像記録と共に、激動の時代を解説するドキュメンタリー第7巻。幣原喜重郎内閣の発足から5大改革、戦後初の総選挙など、民主国家になりつつある日本の情勢を紹介する」キネマ…
「疎遠だった父と息子が織りなす不器用な交流を、名優ロバート・デ・ニーロと『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・ダノ共演で描いたヒューマンドラマ。ニック・フリンの自伝的小説「路上の文豪、酔いどれジョナサンの『幻の傑作』」を、『アバウト・…
「太平洋戦争を間近に控えた1940年(昭和15年)から終戦後の1951年(昭和26年)まで、戦争完遂の目的の中で国策映画として上映されていた『日本ニュース』。歴代の首相を切り口として、膨大なニュース映像の中からテーマにあったニュースを集め、昭和史研究…
「空中都市、マチュピチュ。最も美しい世界遺産と言われる、インカ帝国の象徴である。このマチュピチュで続く発掘で、インカ繁栄の秘密が次々と明らかになりつつある。険しい山々でさえぎられ、バラバラだったアンデス一帯。山岳地帯という厳しい環境のもと…
「カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を掛け合わせ、生活に追われるごく普通の中年女性が、マルチバースを行き来し、カンフーマスターとなって世界を救うことになる姿を描いた異色アクションエンタテインメント。奇想天外な設定で話題を呼んだ『スイ…
「かつてインカ帝国が栄えた南米のアンデスの各地で、いまミイラの発見が相次いでいる。こうした事実から、ここには世界に例のないミイラ文化が花開いていたことが判明した。アンデス独特のミイラ文化はなぜ生まれ、どのように広がっていったのか。インカ帝…
「アルツハイマー病で記憶を失っていくベテラン殺し屋が最後の仕事に挑む姿を描く、リーアム・ニーソン主演のアクション。完璧に仕事を遂行する殺し屋として、裏社会で絶大な信頼を得ていた殺し屋のアレックスは、アルツハイマー病の発症により任務の詳細を…
「2001年の第1作から数えて22年、メガヒットシリーズへと成長した人気カーアクション『ワイルド・スピード』のシリーズ第10作。パートナーのレティと息子ブライアンと3人で静かに暮らしていたドミニク。しかし、そんな彼の前に、かつてブラジルで倒した麻薬…
「交通事故で亡くなった息子をクローン技術で甦らせた夫婦が、想像を絶する恐怖を体験するサイコ・スリラー。倫理的な問題に悩みつつ、喪失感に打ち勝てずにクローン人間創造に手を出す夫婦に、『恋愛小説家』のグレッグ・キニア、『X-MEN』シリーズのレベッ…
「フランス近現代史のタブーとされるフランスとアルジェリアの植民地独立戦争を、『ピアニスト』『王は踊る』のブノワ・マジメルが立案・主演した戦争映画。『スズメバチ』のフローラン・エミリオ・シリが監督を務める。1959年、アルジェリアのカリビア地方…
「私立探偵がフットボール賭博に絡む陰謀に巻き込まれるというアクション。脚本はシェーン・ブラックが執筆。製作はジョエル・シルヴァー、マイクル・レヴィ、監督はトニー・スコット、撮影はウォード・ラッセル、音楽はマイクル・ケイメン、編集はスチュワ…
「愛妻に先立たれ、心を閉ざして孤独に暮らしていた大学教授のウォルターは、久々にニューヨークにある別宅のアパートを訪れるが、そこにはいつの間にか見知らぬ移民の男女が暮らしていた。シリア出身の青年タレクは“ジャンべ”というアフリカ発祥の太鼓の奏…
「ミシェル・カンの世界的なベストセラー小説『恐ろしい庭』を、『クリクリのいた夏』のジャン・ベッケル監督が映画化。日曜日になるとピエロになって人々を笑わせる父が好きになれない息子が、やがて第二次大戦のドイツ占領時代に遡る父とピエロをめぐるあ…
「『メメント』『バットマン・ビギンズ』のクリストファー・ノーラン監督が、クリストファー・プリーストの小説「奇術師」を映画化。19世紀末のロンドンを舞台に、ライバル関係にある2人の天才マジシャンが、お互いの意地とプライドを賭けて戦いを繰り広げる…
「『ワイルド・スピード』のポール・ウォーカー主演による痛快アクション。元海兵隊員で現在服役中のティム・カーニーは、麻薬取締局の捜査官から取引を持ちかけられる。瓜ふたつの容貌を持つ麻薬ディーラー“ボビーZ”に成りすまして捜査に協力すれば、自由の…
「『64 ロクヨン』の瀬々敬久監督がミステリー作家・薬丸岳の同名小説を実写映画化し、生田斗真と瑛太がダブル主演を務めた人間ドラマ。ジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田は、同じ時期に入社した鈴木と出会う。無口で影のある鈴木は周囲との…
「20万を超える人々の命を奪った広島・長崎への原爆投下は、これまで『想定外の奇襲』とされていたが、旧日本軍は20万を超える人々の命を奪った広島・長崎への原爆投下は、これまで『想定外の奇襲』とされていたが、旧日本軍は米軍の動きを事前に察知してい…
「2022年、今から約50年後のニューヨークには人口が膨大したことによって食糧難が起こっていた。人々は1週間に1度、政府が配給する『ソイレント・グリーン』と呼ばれるウェーフェース状の食料で命を継いでいたが・・・。原題のソイレント・グリーンとはSOY(…
「禁酒法下の1920年代に栄えた黒人街ハーレムにあるナイトスポット“コットンクラブ”を舞台に、そこに展開される芸人やヤクザたちの人間模様を描く。製作はロバート・エヴァンス。エグゼクティヴ・プロデューサーはダイソン・ロヴェル。監督は『ワン・フロム…
「ウィリアム・ヒョーツバーグの小説『堕ちる天使』を、名匠アラン・パーカー監督が見事に映画化したオカルト・ミステリー。1950年代のブルックリン。私立探偵ハリーの元に、サイファという男から高額の依頼が舞い込む。それは、大戦後に失踪した人気歌手ジ…
「1930年、日本統治下の台湾で起こった先住民族セデック族による抗日暴動『霧社事件』を描いた歴史大作2部作の後編。セデック族の決起部隊が学校を襲撃し、女子どもの区別もなく多くの日本人の命が奪われる。これを鎮圧するため日本軍が直ちに出動するが、山…
「台湾で大ヒットを記録した『海角七号 君想う、国境の南』のウェイ・ダーション監督が、日本統治下の台湾で起こった台湾先住民族セデック族による抗日暴動『霧社事件』を全2部作で描いた歴史大作の前編。ジョン・ウー、テレンス・チャンらもプロデューサー…
「マイクル・コナリーのベストセラー小説『わが心臓の痛み』を、クリント・イーストウッド監督・主演で映画化したクライム・サスペンス。FBIの心理分析官テリーは、連続殺人犯『コード・キラー』を追跡中に心臓発作で倒れ、退職することに。2年後、心臓移植…
「日本の室町時代に生きた朝鮮通信使・李藝(りげい/イ・イエ)に光を当てたドキュメンタリー。朝鮮王朝前期、地方の小役人に過ぎなかった李藝は、世宗大王の厚い信頼を受けて外交官となり、室町幕府・足利将軍に謁見するため京都を訪問。そのほか対馬、壱…
「ある晴れた休日、ドライブを楽しんでいたジェフとダイアン。だが、冷たい飲み物を買ってくると言い残して、コンビニエンス・ストアに入ったダイアンはそれきり戻ってこなかった・・・。それから3年ジェフはありとあらゆる手を尽くして彼女を探し続けた。せ…