そもそも離婚の原因は・・・・

いつのころからか

一緒の部屋にいると息が詰まるというか

辛いというか・・・・。

 

こういう気持ちは互いに通じるわけで

その内お互いを避けるようになりました。

 

今思うと、話し合う機会はあったような気がします。

離婚を切り出されたときはショックでしたが

「もう一度考え直してくれ」という気持ちではなく

喪失感を感じのです。

 

人生の時間が限られているということをふまえると

あまりにも遅すぎた決断かもしれません。

 

たびたび紹介している本の著者水島広子さんは

日本では少ない対人関係療法という精神療法の先生です。

 

私は若い時から悩み症で

フロイトユングに代表される精神分析

最近人気のアドラー

心の平安をもとめて仏教にも興味を持ちました。

 

その中で偶然出会った

対人関係療法という聞きなれない心の治療法が

今までで一番しっくりきたのです。

 

あらゆる悩みが対人に関係するもので

「やってほしいことをやってくれない」

「やってほしくないことをやられてしまう」

などの役割期待のずれがストレスを生むという考え方です。

 

例えば、駅ですれ違う「よく知らない人」にすら

「よく知らない人」という役割を期待していて

なれなれしく話しかけられたら不愉快に感じるのです。

 

私たち夫婦は

お互いが想う家族のイメージが 違ったのかもしれません。

 

話し合うことすら無駄に思えるほどに。

 

役割期待のずれ」が離婚の原因ですね・・・・。