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対人関係療法でなおす「気分変調性障害」

「うつに効く本」の書評

なんとなく生きづらいと思っているひとに・・・・

  • うつ.jpg

■キラーフレーズ■

「『人はなぜ生きるか』という難しいテーマに

答えを出すことがうつ病の治療につながるわけではなく

うつ病がよくなるときにはそのような難しいことは

考えなくなってくるということなのです。」 P.72

 

★★★★☆

 

 

以前も紹介しましたが

日本ではマイナーな対人関係療法の第一人者

水島広子先生の著作です。

 

対人関係療法がどのようなものかはさておき

この人の本は本当にわかりやすい。

追々、紹介していくつもりですが

どの本を読んでも、新しいことが学べます。

 

この本はタイトル通り 「気分変調性障害」という

いわゆる慢性のうつについて 詳しく書かれています。

もの心ついた頃から

 

「自分は努力がたりない」

 

「人間としてどこか欠けている」

 

 

「ちゃんと生きてこなかったから、うまくいかない」etc...

 

 

自分を罰するような考え方を してしまう病だということです。

 

性格の問題と受け止めているひとが多く

 

「大うつ」

 

「薬物依存」

 

「アルコール依存」が併発してしまう場合も・・・・。

 

本人も周りも気づきにくい厄介な病気なのです。

 

その「気分変調性障害」の説明ではないのですが

わたしの心に刺さったのは 上記のフレーズです。

 

昔から、哲学的な世間でいう「難しいこと」を

考えるのが好きだった自分のことを

少し崇高な人種だと思っていましたが

なんのことはない「ただのうつ」なんだと(笑)。

 

何かすっきりした気持ちになりました。

なんとなく生きづらいと 思っているひとに

はおススメかもしれません。