「人生で起こること すべて良きこと」

深い・・・・・

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田坂広志さんの本で、帯には

 

「人生の岐路で気づきを得る『50の言葉』」

 

とあります。

 

 

最近は、なんでもかんでも軽いタッチで

ノウハウを伝える本が多いように

思うのですが、この本はへヴィです(笑)。

 

人生には嫌なこと、辛いことがたくさんあるが

そのすべてが「大いなる力」の導きによるもので

意味があるのだ・・・・。

 

というのが主題です。

 

ここでいう「大いなる力・・・・」とは宗教的な意味ではなく

そう解釈することで、逆境を乗り越えられる

「心理的な技法」のことだそうです。

 

 

生涯において

成功も、ましてや明日の命も約束されていないが

 

「人生において『成長』は約束されている」

 

と田坂さんは断言しています。

 

それが「人生の真実」なのだと・・・・。

 

 

さらに

 

「一人の人間として成長したときは

 ほとんどの場合『苦しかったとき』や『辛かったとき』  

 だったのではないでしょうか」

 

とも・・・・。

 

この問いは核心をついているなと、私は思いました。  

 

 

自身が大病を患って医者に見放された話。

哲学者、禅寺和尚などの言葉の引用。

 

心に響く言葉が目白押しですが

最後にこう閉められています。

 

「人生に起こること、すべてに深い意味がある  

 

 人生で出会う人、すべてに深い縁がある  

 

    人生で起こること、すべてよきこと」