「考える前に動く習慣」

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これほど読み終わってから

実生活で役に立つ本は珍しいです。

 

著者は2006年にニューズウィーク

「世界が尊敬する日本人100人」にも

選ばれた、僧侶で大学教授、庭園デザイナーの

枡野俊明さん。

 

 

 

余談になりますが

としあき」と読まず「しゅんみょう」と

ふりがながうってありました。

 

 

有名なカメラマンとかもそうですが

どうも名前を“音読み”させたほうが

それっぽいのかもしれません(笑)。

 

 

話が逸れましたが

枡野さんの本はどれも面白そうなので

amazonの欲しいものリストに

いっぱい登録しています。

 

でも実際に読むのは今回が初めて。

 

以前、何かで話をされてる映像を

観たことがあるのですが

とてもわかりやすかった印象があります。

 

この本もご多分にもれず、わかりやすい!

 

 

内容はタイトル通りです。

 

行動するのに いちいち

「理由」を探さない

 

この一文が胸に突き刺さり

今も朝起きるときや、何か億劫なことが

あるとこの言葉を頭に浮かべて

身体を動かしています。    

 

以前はアクションを起こす前に

よく考えることが、よいことだと

思っていました。

 

まさか、その習慣が

先延ばし、グータラを誘発しているとは。

 

脳みそは一瞬で楽をする理由を

考えだすので、困ったものです。

 

 

人は年齢を重ねていくと

頭でっかちになる。

 

つまり「考えすぎてしまう」のです。

 

これまた大納得!

 

それを歳を重ねて利口になったと

解釈していたので、目が覚めました。

 

 

理屈っぽい人にかぎって実行力が

ないのです。

 

耳が痛い。

 

他には

 

行動力を高める要諦は

スピードというより「スタート」。

 

 

昨日の自分に比べて、今日は一歩でも

いや、半歩でも前に進んでいるか。

中略

比較の対象を、他人から自己へ。

 

 

明日のことをあれこれ考えすぎて

今日やるべきことをしないままに終わる

というのがいちばんいけません。

 

 

100点をめざさない。

 

 

選択肢がいくら増えようと

選んだらそれが縁なのです。

 

 

「命はあずかりもの」

 

 

柔軟心を持つためには

何事に対しても

「~であらねばならない」

「~であるべきだ」ではなく

「~であってもいいじゃないか」

という受け止め方をすることです。

 

 

いや~、禅の言葉はすばらしい。

 

日本人でよかったです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 


考える前に動く習慣: 始める、進める、続ける――禅の活かし方 (単行本)