ものすごくバランスのとれた
すばらしい作品だと思います。
大人から子供まで楽しめるであろう
ストーリー。
細部にこだわったカメラワークに音響。
ドラマやテレビとの垣根が低く
なっている近年、非常に映画らしい
映画とでもいうのでしょうか・・・。
アメリカ映画では珍しい繊細さが
感じられて、とてもよかったです。
内容はといいますと
邦題のイメージや冒頭の展開で
何かしらSFチックな流れになるのかと
想像しましたが、最後の最後まで
人間ドラマ。
ちなみに、主人公少年ヒューゴに
こんなセリフがありました。
「何にでも目的がある。機械にもね。
時計は時を知らせ、汽車は人を運ぶ。
役目をはたしているんだよ。
だから、壊れた機械を見ると
悲しくなるんだ。
もう役目をはたせないから。
たぶん、人間も同じだよ。
目的を失ったら壊れてしまうんだ」
う~ん何とも哲学的(笑)。
いい映画でした。
それでは・・・・。
2011年 アメリカ
日本語吹き替えあり
『名作映画完全セリフ集』