AMAZONで高評価だったので
著者の大鶴和江さんのことは知りません
でしたが、読んでみました。
結論から言うと、非常に気持ちが
楽になりました。
お医者さんや大学の先生が書かれた本の
ようなアカデミックさはないので
理詰めだとツッコミどころが
あるかも知れませんが
精神的な落ち着きを求めるには
最適かと思います。
ゲシュタルト療法などを学ばれたようで
自らの考え方を“リトリーブサイコロピー”
と呼ばれています。
私の感想は全体的に、最近よく耳にする
「今、ここ」っていう
“マインドフルネス”や
日本では水島広子先生が代表を務める
「許し」をメインにした
的な要素が色濃いな~と。
最後に備忘録として刺さった一文を
書き出しておきます。
自分という人間の価値をできるできない
という基準で測るのをまずやめましょう。
二次利得(問題を抱えるメリット)
努力して物事がうまくいきはじめると
突然投げ出してしまう。
わけがわからないうちに急に無気力になり
やる気がなくなって途中放棄してしまったり
するタイプの人は、「子供っぽくて、
できない自分でいるほうが関心を持って
もらえる」というメリットを持っている
可能性があります。
「怖い」を受け止めないまま
ポジティブに考えようとすると、逆に深い
ところでその恐怖の感情がどんどん強く
なってしまいます。
ポジティブに考えられない自分を強迫的に
責めやすくもなります。
結果として、自己否定を強め
人に認められようとがんばることを
止められなくなり、悪循環になりやすいの
です。
私は人に好かれてもいいし、好かれなくても
それはそれでいい。それよりも
自分の本心からの思いにしたがって
生きることを優先する。
それでは・・・・。