と同じく枡野俊明さんの著作です。
全編“劣等感”の説明という
感じではなく、禅語を紹介しながら
生きていくヒントを与えてくれる
そんな内容です。
またまたグッときた一文を
備忘録として書き出しておきます。
「人間の欲望というものは、たとえ
ヒマラヤの山をすべて黄金に変えた
ところで、満たされることはない」
- お釈迦さまの言葉
身体の成長のために必要なのが食事で
あるなら、人の心を成長させるために
なくてはならないのが学びなのです。
「禅即行動(ぜんそくこうどう)」
考えるより、まず行動すること
中略
情報を集めすぎるから考えあぐねると
いうことになる。 迷ってしまって
動けなくなるのです。
しかし、動かないかぎりそれがどんな
結果をもたらすかを体感することは
ありません。 体感は自分を成長させる
原点です。
失敗したって、挫折を味わったって
「命までとられることはない」。
人は、今、目の前にあるひとつのこと
しかできません。
水は低きに流れるといいまうすが
人も易きに流れる、ラクなほうに
流れるんですよ。
中略
人間もタガをはめないとダメですよね。
そのタガにあたるのが規則正しい生活
だ、と私は思っています。
ちょっと期待とは異なりましたが
今回もためになりました。
それでは・・・・。