「もう迷わなくなる最良の選択 」

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サブタイトルは

「人生を後悔しない決断思考の磨き方」

 

スリランカ上座部仏教長老

アルボムッレ・スマナサーラさんの本です。

 

坊主というのは困っている人のために

少しでも役に立たなければならない立場

ですから・・・。

 

という一文でスタート。

 

誰もが経験しそうな状況において

「なるほど~」というアドバイスを

提示してくれています。

 

こんな場合はこうって構成なので

またまた備忘録として、気になった部分を

書き出しておきます。

 

 

 

人間関係のトラブル

自我とというのは結局のところ

「自分がいちばん大事」という感覚ですから

そういう感情を強く持っている限り、本当に

他者とお互いに認め合うことはできません。

 

 

 

理性について

なぜ世の中には法律、規則、ルールがこんなに

たくさんあるのか、その理由は、根本的に人間

が感情で動きたがるからです。

 

 

感情があるということと、感情で判断を

していいことは違うのです。

 

 

変化を止めてしまったら、それは衰退に

向かう道なのです。

 

 

 

変化のエネルギー

「意志」「意欲」がなければ、自分を変えて

いくことはできません。 また、頭の中で

いくらそう思っていても、実際に行動

しなければ現実は変わっていきません。

 

 

 

他人との比較

「あいつがいなかったら、自分が1番なのに」

ではなく、「あいつがいてくれるから

自分はこんなにがんばれる」

 

 

 

第一志望

目先のことで頭がいっぱいになっている人は

近視眼的にすぐに何かを決めつけて、その

結論にしがみつきます。「これしか道はない」

とう気持ちになり、それが閉ざされると自分

の人生は終わってしまったかのように

落ち込みます。 でも、目的地に向かう道と

いうのは、けっこういろいろあるものです。

 

 

 

こんなはずじゃなかった

熟考の末に決めても、なんとなく

いいかげんに決めても同じことです。

「これにする」と選んだら、他の選択肢が

あったことはすべて忘れ、そこに適応する

ことだけを考えるのです。

 

 

 

世界のさまざまなところにいる日本人

その人は「自分にぴったりの場所はどこか?」

と世界中をあてどなく探しまわったわけでは

ないでしょう。何かの縁があって、たまたま

その土地にたどりついた結果だと思いますよ。

 

 

 

仕事について

自分の「やりたい」ことではなくて、自分に

「やれる」ことは何かと考えると、苦しみ

から解放されます。

 

 

 

優柔不断

悩んでいるときは、「判断しない」という

ことをしているのです。 判断しない

ことは行動しないことにつながります。

人はひとりで生きているわけではありません

から、あなたが何かの判断をしない

行動しないということは、かかわっている

誰かに何がしかの迷惑をかけていることに

なります。

 

 

 

生きる道

情報化と呼ばれる時代になったことで

世界中の人たちがみんな、浮足立って生きる

ようになった、と言っていいと思います。

ものすごく便利になったのと同時に

ものすごくよけいなことに惑わされるように

なったわけです。

 

 

 

社会の一員

紙パックのジュースを買うと、裏側に小さな

ストローが付いてあります。 人はジュース

が飲みたいと思って買うのであって、あの

ストローが欲しいと思って買うことはありま

せん。 でも、あれがなかったら困ります

よね。 必要とされています。 立派に役割

を果たしています。

中略

人間はすぐに「自分が、自分が」と言って

主役になりたがろうとしますが、あのストロー

はずっと脇役人生を歩んでいます。 あの

ストローを生き方のお手本にしたらいいの

ではないですかね。

 

 

 

いや~ためになりました。

でも、何冊も読みたいとは・・・。

以前、このかたの本はたくさん読んだ時期が

あるので、久しぶりでしたが、もう

お腹いっぱいって感じです(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。