いやいや、これは酷い。 過去10年をさかのぼっても、1、2を争うぐらいつまらなかったです。
男女4人の交錯する恋愛をジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン、クライヴ・オーウェンというメジャーどころが演じています。
う~ん、なぜこんな作品になってしまったのでしょう?
エロスを全面に打ち出した展開や、畳みかけるようなセリフまわしなど、監督が芸術性やオリジナリティを狙っているのがわかるだけに“寒い”です。
アングラで行われている演劇のようなって言えばいいのでしょうか・・・? (アングラ作品を悪く言ってるわけじゃないですよ)
映画という表現方法と豪華キャスト・構成がみごとにミスマッチ。 腹立たしささえ覚えました。
ま~ここまで共感できない物語は初めてです。 最近、酷評した映画がすばらしい作品に思えてきぐらいですから(笑)。
ちなみに、この映画の監督マイク・ニコルズさんの他の作品を調べましたが、見事に1本も観たことがなかったです。 こらからも観ないでしょうけど。
怖いものみたさで挑戦されるって楽しみ方はありかもしれません。 “酷い酷い”って意識で鑑賞すると「そんなに酷くはないかも・・・」って思えるかもしれませんし。
それでは・・・。
2004年 アメリカ 日本語吹き替えあり