「脳の専門家が教える『お金が貯まる』脳科学」という謳い文句です。
内容は心理学的なアプローチなので、この手の本を複数読まれたことのあるかたには、ちょっと期待外れかもしれませんが、復習はもってこいかも・・・。
売る方は「人間心理」熟知した上で、あの手この手の仕掛けを施してくる現在、買い手が無防備だとお金がいくらあっても足りないというスタンスで、「心のクセ」を詳しく説明してくれています。
言われてみると、まさにその通りって内容がてんこ盛り。 十分勉強になりました。
特に無意識だと「割引率で判断してしまう」ので「金額に置き換えて判断」というのは、なるほどなと。 100円のものが50円で売っていると「安いな~」と飛びつきますが、10万円のものを買おうとしたとき、少し遠いところで99000円で売っていることを知っても差額「1000円」をあまりありがたがりませんよね? わざわざ出向くには時間も労力もかかるってことで。 それほど人は「値引き率」に反応してしまうんですって。
最近“ミニマリスト”が話題になっていますが、「買いモノグセ」を治さないと、知らぬ間にモノで溢れてしまいますからね~。
自分では「正しい判断」をしているつもりでも、単なる「脳の怠けグセ」だったりするようですよ。 恐ろしい(笑)。
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