仏教のことを学ぶには非常にわかりやすい本です。 ブッダの教えと現在の仏教の違い、タイやチベットと日本の仏教がなぜ違うのかなど、とても丁寧に説明してくれています。
またキリスト教をはじめ布教活動を行う宗教と、布教活動をしない仏教とのスタンスの違いも言及しています。 もちろん根幹の思想にもページをさいているので、仏教に対する疑問はかなり解消するのではないでしょうか。
ただ私は、日常生活で役立つ考え方を期待して読んだので、その意味では期待外れでした。 実践的な仏教本をお探しの方には、このブログでも紹介した“草薙龍瞬”さんの本が一番かと・・・。
それでは・・・・。