「無理の構造」

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表紙には「この世の中の理不尽さを可視化する」とあります。

 

著者はビジネスコンサルタントであり、著述家でもある“細谷功”さん。 私はこのかたの本を読むのはこれが初めてなのですが面白かったです。 さすが東大工学部卒だけあって、話の展開はとてもアカデミック。 でも表現は非常にわかりやすいです。 あっという間に読めてしまいます。 それでいて“学んだ感”もしっかり味わえるので、かなりお得かと(笑)。

 

内容はというと普段、意識せずに使っている言葉が、いろいろ錯覚を生むのだってことらしいです。 対象だと思っているのが非対称だったり、不可逆だったり・・・。

 

読んだあと、少し社会の見方が変わるかもしれません。 

 

 

とても無駄なく的確にまとめられた本書を、さらに要約する明晰さを、私は持ちあわせていないので、本文の中から少し自己啓発的なためになる一文を引用して終わりにします。

 

 

 

人生は「不公平」にできています。 だから「努力は無駄で意味がない」のではなく、だからこそ、与えられた「公平ではない環境」の下で、努力することに意味があるのです。 そして努力の成否は「他人と比べて結果がよかったかどうか」ではありません。 比較対象は「努力しなかった自分」です。

 

 

 

う~ん、素晴らしい!

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

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