母の死をきっかけに、ドラッグとセックスに溺れる主人公(シェリル)が、自分を取り戻すために一人で1600キロのトレイルを3ヶ月かけて歩くって話です。
自然の美しさ、きびしさ、それに悪戦苦闘する主人公の姿、その合間合間に、母の生前、死後、堕落した生活の映像が挟み込まれているって構成です。
心理的にも共感できました。 いい映画だと思います。
「しかたなかった。 無理だったんだ。 他に選択肢はなかった。」
主人公シェリルが旅の途中で知り合った男性と、車中で話をするシーンがあるんですね。 そこで男性は「仕事も結婚も挫折の連続だった・・・」って言うんです。 それを聞いてシェリルが「後悔してる?」と問います。そのときの男性の答えが上記です。
このセリフが後悔ばかりの私には、妙に胸に刺ささりました。 メインの場面でも何でもないのですが(笑)。
それでは・・・・。
2014年 アメリカ 日本語吹き替えあり
原作はこちら