以前、DaiGoさんの「自分を操る超集中力」を読みました。予想以上に良かったんですよ。内容は“ウィルパワー(意志力)”について。ほんでもってその関連書籍を読みたいと思い、この本を選びました。
■ダイエットしても9割がリバウンド
■ジムに入っても7割の人が行かない
■食事制限すると1.5倍食べたくなる Will Powerで全て解決!
これが謳い文句です。
内容はと申しますと、ウィルパワー(意志力)とは筋肉と同じ。使えば疲労して、鍛えれば強くなる。ようは努力と忍耐で自分をコントロールすることは不可能なのですよ、と。なので、己を知って具体的な対策をとろうってことらしいです。
ダイエットというよりは、「目標を達成する方法」って感じでしょうか・・・。
以下、備忘録です。
人は正しいことをすると少しぐらい悪いことをしてもいいという心理状態に陥ります。これが、モラルライセンシングです。
「習慣化」するには66日間続ける必要がある
悩みがあるとき、不安なとき、人は食べることでそれらを解消しようとします
ウィルパワーには
「やるべきことを実行する力」
「やってはいけないことを行動に移さない力」
「目標を立て、それを実現しようとする力」
の3つがあります。
ウィルパワーは量が限られているため、違うところで使ってしまうと、肝心なところで使えなくなってしまう
「あれ?どこに行ったのかな?」と探すのは、想像以上にウィルパワーを消耗します。
死を連想させるニュースに触れると、自分の中に不安や恐怖感が生まれ、それを消し去るために気晴らしをしたくなります。つまり、誘惑に負けやすくなるのです。
誘惑に負けたくないと思うなら、そのものから離れればいいのです
やるべきことは、「誘惑との戦いの場をつくらない」ことであり、「誘惑から逃げる」ことなのです
欲求を感じたときは体を動かすと欲求が消える
保たれ続ける欲求はありません
未来の夢は目先の欲望に負けてしまうのです
中略
数時間後、数日後によいことを設定した方が、誘惑に負けにくくなります
人がつい誘惑に負けてしまうのは、自分の欲求が抑えられないのではありません。自分の欲求、そして行動が見えていないことに原因があります。重要なのは「自分は今、欲求と戦っている」ことに気づくということ・・・。
誘惑と戦うとき、「頑張った過去」を思い出すとなんと70%もの人が誘惑に負けてしまう
中略
モラルライセンシング起こることが原因だと考えられます
中略
「どうやって誘惑に勝ったか」を自分に問いかけましょう
「ストレスがあるから成長できる」という感覚をもてば、ストレスは力の源になります
他にはケリー・マクゴニガルさんの「スタンフォードの自分を変える教室」なんかも、意志力について書かれています。これもわかりやすいのでおススメです。(ベストセラーなのですでに読まれたかたも多いと思いますが・・・)
それでは・・・・。