ヒトラーがタイムスリップして2014年のドイツに現れるってお話。
もちろん誰も本物だとは思いませんが、その風貌・話術でテレビ、YouTubeの人気者に。
その様子を見て、当時を知るユダヤ人女性は「昔も、はじめは面白がっていた」と危機感をあらわにします。
わたしを選んだのはドイツ国民だと、これが民主主義なのだと、私は怪物ではないというヒトラー。
いやいや、ただのコメディではなく、世界的に右寄りになっている現状に警鐘をならしている本作品は、本当によくできています。
すばらしいの一言です。
久しぶりにいい映画に出合えました。
それでは・・・・。
2015年 ドイツ 日本語吹き替えあり