「人生を変える習慣のつくり方」グレッチェン・ルービン著

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世の中に、「良い習慣を身につけたり、悪い習慣を手放したりする方法」を説いた書籍は、掃いて捨てるほどありますが、この本は個人のタイプを4つに分けて、その個性に応じた習慣獲得方法を提示するという、今までにありそうでなかったアプローチをしています。

 

4つの傾向とは

1.アップホルダー・・・外からの期待も、自ら課した期待も喜んで応える

2.オブライジャー・・・外からの期待には応えるが、自ら課す期待に応えるのは苦手

3.クエスチョナー・・・あるゆる期待を疑問視。納得できる期待にしか応えない

4.レブル・・・あらゆる期待に反対。自由に行動する。

 

すべての人に「○○するには△△ですよ」という方法よりは、現実的な印象を受けました。参考になる部分が多かったです。

 

ほんでもって、読み返したい箇所が例のごとくたくさんあったので書き出しておきます。

 

 

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どんな行動も、どんな習慣も、必ず何らかの代償を伴う

 

 

 

自分の行動を測定すると、自分に対する理解が深まり、自分への理解が深まれば、自分をコントロールする力が高まる

 

 

 

どんなことでも、始めるなら「いま」以上にふさわしいタイミングはない

 

 

 

「手にはいるかもしれない」状態がもっとも欲求を高めさせる

 

 

 

正しいことはやりやすくする。それだけで習慣は変わる。

 

 

 

「やりづらさ」を利用すると、衝動的に行動することを避けられる

 

 

 

習慣を破ったことに対して後ろめたさや恥ずかしさを感じていると、その嫌な気持ちを払拭する方法を探し始める。そして、そもそも自分が嫌になった悪い習慣に手を染めてしまう。

 

 

 

行動の一瞬には何の意味もないが、一瞬一瞬を積み重ねると、大きな意味のあるものとなる

 

 

 

どんな欲求も大抵15分以内に収まる。15分だけ別のことをして気をそらせば衝動に打ち勝つことができる。

 

 

 

自分の価値観を変えて欲求をコントロールするよりも、環境を変えて気をそらすほうがラクでよい

 

 

 

自分で自分についてどう語るかがアイデンティティに影響を及ぼす。自己のとらえ方を変えることで習慣の形成に役立たせることも可能である。

 

 

 

自分について知る - これが、身につけたい習慣を定着させるための第一歩だ。

 

 

 

それでは・・・・。