女子自転車レースで活躍する選手のお話。
トップレーサーとして快進撃を続ける主人公。でも実態は禁止薬物の助けによるものです。
彼女の体調は徐々に悪化。クリーンな状態でのレース参加を希望しますが、恋人でもあるコーチ、過度の期待を寄せる父はそれを許しません。
心身共にボロボロになりながら、レースに勝利するも、最後は薬物検査を拒否し、自らその世界をさります。
自転車業界のドーピングを扱っているという点では、先日紹介した「疑惑のチャンピオン」と同じですが、ランス・アームストロングは自分の欲望のために、今回のヒロインは周りの期待に応えるために抜け出せなかったというところで大きく描き方が違います。
非常によくできた作品だと思います。
それでは・・・・。
2015年 カナダ 日本語吹き替えあり