「直観力」メンタリストDaiGo著

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よく「最初の数秒で感じたことは、ほぼ正解」みたいなこと耳にしますよね?

 

でも「直観と思いこみの判別って?」というのがあって、いまいち腑に落ちないというか・・・。

 

そんな疑問の解決の糸口になればと、この本を読んでみました。

 

おぼろげながら「直観とは何ぞや」というのがつかめた気がします。

 

この人の本は

laozi.hatenablog.com

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に次いで3冊目ですが、相も変わらず分かりやすいです。

 

以前にも書きましたが、アウトラインをつかむのにはもってこいなので、彼の本を読んで詳しく知りたいジャンルがあれば、よりアカデミックな本を探せば効率的なのではないかと思います。

 

 

ほんでもって備忘録です。

 

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なぜ直観の第一印象があたるのか

話は原始の時代にさかのぼりますが、人間をはじめとする動物は、目の前に現れた相手が「敵なのか、敵ではないのか」を瞬時に見抜くことによって生存し、発達してきたという歴史があります。

 

 

 

分析して答えがでるものは分析しましょう。分析して答えがでないものに関しては直観に従いましょう。

 

 

 

「なんとなく」は過去の経験に基づいた最強の根拠。あれこれ迷うなら、最初の直観を信じたほうがいい。

 

 

 

直観とは、経験や記憶、知識を積み重ねれば習得できる

 

 

 

NBAのトップ選手は「信仰が深い」

ものすごく神を信じているか、ものすごく“自分”を信じている・・・

中略

神を信じているから神が与えてくれた自分の直観も信じている。自分を信じているから、当然、自分の直観もすべて信じている。

 

 

 

知識と経験があってこそ直観は生まれる。何もないところから湧いてでるヤマカンは直観にあらず。

 

 

 

人間は、自分自身の行動や感情を予測したり評価したりする際に、他者を見るとき以上に多くのバイアスに惑わされる傾向がある

 

 

 

正常性バイアスとは、直観で感じた異常を自己都合で打ち消して「正常」と思い込んでしまう人間心理のワナ

中略

「まあ、正常の範囲でしょう」と判断することで精神の安定、心の平静を保とうとします

 

 

 

人間の感情は、良くも悪くも長続きしないようにできているのに、「今の自分の感情がずっと続く」と思ってしまう。この思い込みを「持続性バイアス」といいます

 

 

 

「失敗するのが怖いから直観を信じて行動できない」というのは・・・

中略

「失敗したときに自分がどれくらい傷つくか」を恐れてしまうことのほうが多いもの。これが持続性バイアスによる影響

 

 

 

文字にして書き出すと、思いついた瞬間にはわからなかったバイアスに気づくことができます

 

 

 

過剰に成果ばかり求める心理は、そのまま「失敗を恐れる」心理に直結します

 

 

 

 

 

それでは・・・・。