「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」

  • ザ・ロイヤル・テネンバウムズ.jpg

天才と評される3兄弟と家庭を顧みない自分中心の父親

 

大人になった3兄弟は過去の栄光が忘れられず、心に問題を抱えています。

 

父親もまた、一人ぼっちで人生を終えることを後悔し、なんとか家族の絆を取り戻そうと画策を練ります。

 

 

非常におしゃれな感じのコメディ映画なのですが、ベースには重いテーマを扱っています。「軽く見せて、シリアス」という私の大好きな仕上がり。なので超おススメです。

 

 

子供の一人が父親と二人で話をするシーンが後半にありまして、そこで

 

「許してくれ。私は家族はもちろん自分のことすらわからないんだ・・・。 もっといい父親だとよかったんだが・・・」

 

てセリフが出てくるのですね。これは48歳にして離婚したわたしの、高校生の息子に対して抱く気持ちそのものです。刺さりました。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2003年 アメリカ 日本語吹替えあり