東北のとある集落が舞台。
主人公はその村で独り暮らしする女の子。
村人とのふれあいとそこで取れた食材をつかっての料理紹介って内容です。
主人公が都会帰りの友人に、「なぜ田舎に帰ってきたのか」と尋ねるシーンがあって、その答えが印象に残ったので記しておきます。
「自分自身の身体でさぁ、実際にやったこと、その中で感じたこと、考えたこと、自分の責任で話せるってそのぐらいだろ?そういうことを、たくさん持ってる人を尊敬するし、信用もする。
何もしたことないくせに、何でも知ってるつもりで・・・。他人が作ったものを右から左に移してるだけのやつらほど威張ってる。
薄っぺらな人間の空っぽな言葉を聞かされてうんざりした」
「俺はさぁ、他人に殺させといて、殺し方に文句つけるような、そんな人生は送りたくないなって思ったよ」
う~ん、耳が痛い。
全体の仕上がりとしては、非常に後味がいいです。
気分転換になるのではと・・・。
それでは・・・・。
2014年 114分