遅ればせながら、2016年の話題作をチェック(笑)。
大ヒットの理由も、玄人筋に不評だった理由もよくわかるな~って感じでした。
時間軸を縦横無尽に使い、次から次へ展開するスピード。音楽と映像の巧みさ。最後にギュッと締める物語性。
「従来からの技法てんこ盛りなだけやのに~。評価高過ぎひんか?」っていう、やっかみが出るのもわかります。
でもね、いや~、うまいっす。
悪い意味じゃなくて、ほんとうに完成度が高いです。
ここまで仕上げたんですから、ヒットしてしかるべきかなと・・・。
逆に話題にならないほうが恐ろしいですよ、マーケット的に・・・。
内容はというと、「10代いや20代前半までなら、間違いなく繰り返し観ただろうな~」というのが、正直な感想です。
感受性が高い世代にはたまらなかったでしょう、きっと。
いかんせん、50歳男性ではね~。
な訳で、個人の評価としては「まぁまぁ」てことで、あしからず。
それでは・・・・。
2016年 107分