これまたメンタリストDaiGoくんの本です。
彼の説明は非常にわかりやすい。動画で話している感じは、あまり好感をもてませんが(笑)。
今回の本もご多分に漏れず、理解しやすい上に、実践的です。
特に“マインドセット介入”という考え方は、すぐにでも使えるので、何かとストレスをお抱えのかたには参考になるかと・・・。
ほんでもって、備忘録です。
ストレスはほとんどの場合、「自分をよく見せよう」「自分の感情を抑えよう」と思ったときに起こります
エクスプレッシブ・ライティング
毎日、仕事が終わったあとや寝る前に、自分の感情を20分間書き出す。感情を20分書き出すだけで、メンタルが強くなり、ストレスが大幅に消えていきます。
中略
そうやって残したものは、「今日はイヤなことあったな」「不安を感じるな」と思ったとき、数か月後や1年先に読み返します。すると本当にどうでもいいことが書いてあったりして、「なんだ、こんなつまらないことで悩んでいたのか。1年たったらどうでもよくなるんだな。じゃあ今のこの悩みも大したことないだろう」と思えて、気が楽になるのです。
ストレスを味方に付ける
「ストレスは心や体に害があるもの」と考えるのではなくて、「ストレスが自分に成長をもたらしてくれる」と考えること
ストレスは、避けようと思えば思うほど、悪い影響もたらす ちょうど、運動によって筋繊維が切れ、それが回復することによって筋肉が強く大きくなるように、人間の心もストレスにさらされ、ダメージを受けて回復することで強くなれる
大事なことは、ストレスを味方に付けるために、ストレスから学ぼうという姿勢を持つことです
失敗は武器になる 現在のリスクを取ることは、将来のリスク回避につながる
過去の体験の意味というのは、あとからいくらでも変わってしまうのです 失敗が怖いのは誰でも、同じ。それでも、逃げずに挑戦する人たちは、逃げると先々がより厳しくなることがわかっているだけです。
ポジティブなマインドセットが行動につながり、自信を生み、雪だるま式にどんどん効果が大きくなっていく
たとえ日々の仕事にやりがいや面白さを感じられないとしても、「こんな仕事なんの意味もないや」と思うよりは、「今はつらいけど、自分のプラスになるはず」「この経験はあとで役に立つ」と考えるようにしましょう
自覚的になるマインドセット介入
ストレスがたまっていると感じたときに、それを口に出す・・・
中略
「あ、やっべー、ストレスたまる!」という感じで、楽しそうに言うのがコツです。
「今、ストレスを避けることによって、より大きなストレスが待っている」と気付く
中略
ストレスを避けた場合の代償を想像し、「よりストレスの少ないほうを選ぶ」という人間の「弱さ」をうまく利用して、挑戦する勇気を引き出すのです
自然界では、誰かにジロジロ見られているときというのは捕食者に獲物として狙われているときです。ライオンはシマウマのことをジーッと睨んで狙いますが、シマウマはライオンのことを睨みません。そんな暇があったら逃げるでしょう。ジッと見られるというのは、そもそも生物にとって命に関わるプレッシャーになるのです。感受性が発達した内向的な人が、それをイヤがるのは正しい反応だとも言えるでしょう。
記録とリスクを常に更新し続けること。毎日、今日はどんな変化を起こせたかを記録し、翌日には、前日とれなかった新しいリスクをとることを目指すのです。(※ヴァージン・グループの創始者リチャード・ブランソンが実践、部下にも指導)
人間はマルチタスクが苦手
隠したい感情がある場合には、自分の意識を相手に向ける
瞑想
呼吸に集中した分だけ、将来に向ける意識が減り、それだけでも余計な不安が減少する
瞑想で前頭葉を鍛える
ポジティブかネガティブかは、普通は性格の問題だと思われています。しかし、脳科学的に見れば、ネガティブな感情の処理能力の高い状態のことをポジティブというのであって、性格とは違います。
小さな自制を毎日続けることによって、少しずつ前頭葉を鍛えていく
できるようになる人
今できないことと、未来永劫できないことは別だと考えられた人です。ずっとやっていればいつかできるようになると考えた人です。
めちゃめちゃためになりました。
それでは・・・・。