ナチスによる大量虐殺はなかった!? ◆ 「否定と肯定」



ユダヤ歴史学者ホロコースト否定論を唱える歴史学者の法廷での争いを描いた作品。

 

ナチス=悪」の前提の上にスタートするお話と比べて、切り口は非常に斬新でスリリングです。

 

「あ~言えば、こ~言う」式で言葉の揚げ足をとり、時間が経っていることをいいことに、事実を捻じ曲げていくホロコースト否定論の歴史学者。それに対して感情的になり、弁護士とも意見が合わなくなるユダヤ歴史学者

 

 

何かとんでもないオチが待っているのではと思わせる展開でした。が、う~ん、どうなんでしょう、最後はちょっとものたりなかったですね。予想通りって感じで。

 

 

ま~デリケートな問題だけに、センセーショナルなストーリーにして公開できるわけがなく、落ち着くところに落ち着いたって感じでしょうかね~。

 

 

 

言論の自由は、時に危険なのだというところににスポットを当てている点は、なかなかの深みかと・・・。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 イギリス・アメリカ 日本語吹替あり