博愛主義者の裏の顔 ◆ 「ゲット・アウト」



白人女性と黒人男性のカップルが主人公。

 

白人女性は自分の家族に紹介したいと、彼氏を実家に誘います。時代が変わったとは言え、白人の家庭に行くのはまだまだ抵抗が・・・。

 

彼女は自分の父は「オバマに三期目が許されるなら絶対に投票する」「タイガーが史上最高のゴルファーだ」と言ってはばからない人なので心配はいらないと、彼を説得。

 

父は脳神経外科、母は精神科医、弟も医者という超エリートファミリーが二人を迎えます。

 

と、ここまでは順風満帆。

 

家には黒人の使用人が二人、しかも雰囲気が黒人らしくない。

 

パーティーを開きたくさんの白人家族が集まるものの、言葉の端々に“差別意識”が感じられる状態に彼氏は不安を覚えます。

 

 

なんとその家族、娘が都会ですばらしい肉体をもった黒人を探し出し、母が催眠術でコントロール、人生の終末を迎えた白人の脳を黒人の体に移植するという、とんでもないことを行っているのでした。

 

パーティーは、“商品”である黒人のお披露目会。オークションで落札した年老いた白人が新しい体を手に入れるという寸法です。

 

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博愛主義者の鏡のように描かれている彼女が、実は、黒人をその気にさせて家に連れてくるという恐ろしい人物だったという展開が・・・。

 

おぞましい(笑)。

 

 

もっとちゃっちい内容かと思っていましたが、良い意味で裏切られました。

 

 

超おすすです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2017年 アメリカ 日本語吹替あり