米国カリスマセラピストが教える ◆ 「何が起きても平常心でいられる技術」



4週間で人生を変えましょうという、ありがちな胡散臭いお題目。

 

ところが、著者自身が自ら経験したメソッドというのはあながちウソではなさそうで、なかなかためになる文言がてんこ盛りでした。

 

しかも表現がシンプル。

 

アマゾンのレビューでは、“実際の例”が多すぎるとの声もありましたが、それがあるからわかりやすいのでは・・・と私は感じました。

 

 

ほんでもって、頭に刻むために備忘録(笑)。

 



私は「ザ・シークレット」のファンではありませんし、「引き寄せの法則」を信じてもいません。いままで多くのクライアントが、「もっと幸せになれるように」とひたすら祈った末に私の元を訪ねてきましたが、どれだけ祈っても幸せからは遠ざかっていくばかりでした。

 

 

 

私たちの脳は、確信が持てること、コントロールできることを好みます。物事の予測がつかないとき、頼りになるのが心の声です。しかし、心の声には2つの欠点があります。まず、正確でないものが多いということ、次に、決まってネガティブであるということ。

 

 

 

私たちには楽しいことよりも嫌なことを察知し、忘れないようにする本能がある

 

 

 

努力なしにイメージだけで夢が叶ったことはありますか?

 

 

 

人間は本能的に変化を恐れ、どんな状況でも一度慣れてしまうと、現状を維持するほうが不安を感じにくいので、変えたくなくなります

 

 

 

ためらって機会ばかりを伺っていては、考えなくてもよいことまで考えてしまいます

 

 

 

ためらえばためらうほどに、実行に移すのが難しくなる。何事も考えすぎずにやってみることが大切。

 

 

 

社会に洗脳されると私たちは「皆と同じようにしなくてはならない」という固定観念に縛り付けられます

 

 

 

人間は一人ひとり違って当たり前。社会が決めた型にはまろうとする必要はない

 



失敗したとき「ダメな奴だって思われる」ではなく「これは自分を成長させる良い機会なんだ」と考えられないでしょうか

 

 

 

失敗のない人生などない、失敗してはじめて成功できます。挑戦すればするほど挫折を味わうことも増えますが、同時に成功を掴み取る可能性も高くなっています。

 

 

 

過去の挫折を思い出してみてください。それでもいま思えばなんとか乗り越えられてきたのではありませんか?

 

 

 

不安を感じて神経質にならない人はいません。誰にでも不安はあるものです。

 

 

 

友達

時が経てば人は変わります。

中略

相手の目標や信条、価値観に共感できるから仲良くしているのです。そうでない人からは、少しずつ付き合いを減らしていきましょう。

 

 

 

不安の対処法

これからダイエットしようとなれば、皆さんは甘い誘惑に負けないよう段階ごとにルールを設けるはずです。たとえば、家にあるクッキーやポテトチップスを全部捨ててしまう。中が見えないような容器に入れて、台所の高い戸棚に仕舞ってしまう。そうすることで誘惑を抑えることができます。不安にも同じような対処法が役立ちます。

 

 

 

例えばマラソン

なぜ、これほどつらいのか、しんどいのかより、走り切ったあとの楽しみや達成感に神経を集中させるのではないでしょうか?

中略

ゴールまでの困難を考えるのではなく、ゴールの先にあるものを考えましょう。

 

 

 

嫌な気持ちはそのときのだけのものです

 

 

 

ストレスは一時的なもの。

 

 

 

この先もずっと不安に怯えることを思えば、ストレスに立ち向かうほうが簡単。

 

 

 

できない理由ではなく、できる理由をどんどん考えるべし

 

 

 

私たちの脳は予測不可能なことを恐れます。その結果、脳はどうにかして予想を立てよう、確信を得ようとします。自分が悲劇のヒロインから抜け出せないでいるとすれば、それは脳がどうにか先のことに検討をつけようと、誤った予測をあなたに見せていることが原因です。

 

 

 

自己否定したくなったときは、これまでの成功体験を思い出すことです

 

 

 

不安のない人なんていない

 



1日にできることは限られています。あれもこれも全部やろうとしてもうまくいくはずがありません。

 

 

 

平常心というのは「筋肉」だと思ってください。トレーニングによって鍛えることができます

 

 

 

何かに失敗すると執着し、そのことばかりを気にしていまいがちです。だからこそ、繰り返しひとつの成功体験を思い起こすことが大切なのです。

 

 

 

拒絶されても大丈夫。失敗しても大丈夫。負けたって大丈夫。それで自分という人間が否定されるわけではない。何もせずにいることのほうが問題。

 

 

 

他人にどう思われているかを考えれば考えるほど期待に応えなければならないという意識がはたらくので、自分に正直でいることができなくなります。

 

 

 

どんどん行動を起こしましょう。マーケティング会社の社長になった気分で、自分という商品をどうすれば効果的に売り込めるかを考えましょう。

 

 

 

ストレスの向こう側にあるものをつねに思い浮かべる

 

 

 

金言目白押しで、刺ささりました。

 

 

 

それでは・・・・。