近未来のお話。
人口の増加で世界は食糧難。問題を解決するために、すぐに成長する穀物などを遺伝子操作で作ることに成功。それで食料問題は解決しそうになったのですが、遺伝子操作の食物のせいで多胎児が生まれる事態に。
問題解決の対策が、事態を悪化させる結果になります。そこで地球規模の“一人っ子政策”。
そんな時代に七つ子が生まれます。こどもを生むと同時に命を落とした母の父親、こどもからみれば、祖父がその子たちを当局に秘密で育てることを決断。7人が“1人”になりきるという策を講じます。
ID管理が徹底された社会では、一日に一人しか外出できません。もちろん外では同じ人物を演じますので、夜にはその日、家の外で活動した人間のから、起こったことを、残り6人に引き継ぐという作業を毎日行います。
そんな生活をつづけていた姉妹ですが、ついに国家にそのことがばれてしまいます。
「なぜばれたのか?」・・・っていうふうな展開です。
なかなかよくできたストーリーで、非常に楽しめました。
これはおススメです。
それでは・・・・。
2016年 フランス / イギリス / ベルギー 日本語吹替あり