なかなか哲学的 ◆ 「アントニオ・バンデラス リベンジャー -復讐者-」



有罪を無罪に変えてしまうほど凄腕の弁護士が主人公。ある日、彼の妻と娘が殺されます。警察の調査は暗礁に・・・。そして自ら復習へと立ち上がるという展開。

 

 

「男性は1日17000語、女性は1日20000語、私は1日80000語を話した」というナレーションが入るほど雄弁だったアントニオ・バンデラス演ずる主人公が、言葉を封印することによって、感覚を研ぎ澄まし真実を解明していくさまは、なかなか哲学的なアプローチで好感が持てます。

 

劇中のチャプターも“マルクス・アウレリウス・アントニヌの自省録”から引用されていて、深みを感じます。

 

ただですね~、殺陣も含めて少し“ちゃっちい”んですよ仕上がりが。惜しい(笑)。

 

 

それを差し引いても、「まぁまぁ」ってとこでしょうか・・・。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 ブルガリア 日本語吹替あり