これぞ集大成! ◆ 「人生が変わる メンタルハック大全」



使える心理本を何冊も出しているメンタリストDaiGo君の著作。

 

今まで出した本の集大成って感じです。

 

彼の本を何冊か読んだことがあるかたには復習になるでしょうし、読んだことがないかたにも入り口としてピッタリかと。

 

 

この手の内容で、翻訳が出版されているものはすべて目を通しておられるなら、もちろん物足りないでしょうが、要点を“サクッ”と学ぶには十分な内容。

 

 

YouTubeで話す感じに好感をもてないかたも(私もそうです)、本はわかりやすくてよいので、おススメです(笑)。

 

 



頭がモヤモヤして、何から手を付けていいかわからないときは、まず、気になっていることを紙に書き出してください。

中略

自分の気になることをすべて書き出して、頭がクリアになったという感覚を得たことで、迷いがなくなり、自然と自信がわいてきます。

 

 

 

人間は自分と真逆の人を嫌うというより、「同じタイプなのに徹底していない人を嫌う」

 

 

 

「率直な意見が欲しい」

基本的に上司というものは意見でなく協力を求めています

 

 

 

人の行動を促すためには、選択肢を絞ってあげるといい

 

 

 

「失敗することより、平凡になることを恐れましょう!」ボブ・マーリー

 

 

 

ルールさえ守っていれば良いということになると、人は物事を考えなくなるのです。本来そのルールが何のためにあるのかを考えるのも重要です。

 

 

 

軍隊の隊長たちに自分の部下を評価してもらいました。評価をしてもらった後で、隊長たちにどのように評価したかを聞いたところ、皆、客観的、総合的に能力を評価した答えました。ところが、実際には、際立った特徴を持っている人とか、パッと見てわかりやすい見た目の人たちが高く評価されていおり、総合的な評価は下されていませんでした。これがハロー効果です。

 

 

 

お客さんは、自分の言ったことに同意してくれたセールスマンに対して心理的抵抗が低下します

 



知性とは知識量より話し方によるところが大きいのです。どんな食材でも、料理の技術がなければおいしい料理を作れないのと同じで、人に知的に見せたり、人を説得するためには「知識の料理人」になる必要があります。

 

 

 

専門用語で注意を引いて、それだけにとどまらず、わかりやすい言葉や具体例を使って言い換えるというステップを踏むことがとても大事

 

 

 

人間の自己をコントロールする力や集中力は、朝とても高くなります。細かくいうと朝食を食べた30分後がぐらいが最高です。

 

 

 

「売ってもいいもの」は不要なもの どのような本でも、「得られる有益な情報は全体のわずか1割前後」

中略

読書とは「文字を追う作業」ではなく、「自分にとって必要な1割」を迅速に見つけるための作業

 

 

 

モラル・ライセンシング

人間は正しいことをすればするほど、その裏側で誘惑に負けやすくなり、自分にあまくなるのです

 

 

 

失敗許容力

「The power of yet」(今できないことは「まだ」できないだけ、挑戦をし続ければできる)

 

 

 

人間は得たときの喜びよりも失った時の喪失感のほうが大きい

 

 

 

心をコントロールしたいなら、呼吸をコントロールしよう

 



「4-7-8呼吸法」

ヨガの呼吸法で自己コントロール能力がアップします。4秒鼻から吸い、7秒呼吸を止め、8秒口から吐く呼吸法です。

 

 

 

映像の内容よりBGMによって感情は作られているのです。この現象をうまく活用できれば、音楽によって自分の感情や相手の感情をコントロールすることができます。

 

 

 

大事なのは、ストレスから目を背けるのではなく、ストレスが自分にメリットを与えてくれるという考え方なのです

 

 

 

歳をとることで経験を積んで、可能性が広がっているというふうに加齢をポジティブに考えると、寿命が平均7.6年も伸びるのです

 

 

 

人間には必ず表の自分と裏の自分の二面性があり、表に見せていない裏の自分を本当の自分だと思うものです

 

 

 

フォアラー効果

「断定的に言うこと」「ポジティブな要素を含めること」「自分だけに向けられた言葉だと感じさせること」

 

 

脳は、学習するときは前頭葉を使いますが、習慣化し、身につけてくると小脳がこれを担うようになります。すると前頭葉の容量が空いて、同時に2つのことができるようになっていきます

 

 

 

これからの時代は根拠があるものがどんどんなくなっていきます。

中略

根拠のない不安をもって迷っている間に、根拠のない自信をもっている人たちはどんどん挑戦していきます。

中略

そもそも「根拠のある圧倒的自信」というのも、最初は「根拠のない自信」から始まります。行動を起こして、たくさんのことに挑戦して、その中の何かひとつのことが成功したときに根拠のある自信になるわけです。

 

 

 

いつもながら実践的で役に立つ本でした。

 

 

 

それでは・・・・。