「『めんどくさい』がなくなる本」

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著者は行動心理コンサルタントという肩書の“鶴田豊和”さん。 amazonのレビューは芳しくありませんが、わたしはかなりいいと思いました。 「先延ばし」系の本はたくさん読んでいるのですが、新たな気づきをたくさん与えてくれたので大満足です。 もちろんすでに他で学んだ内容も多いのですが、鶴田さんの表現は新鮮で、いい復習にもなりました。 

 

以下、例によって備忘録として本文よりピックアップ。

 

 

 

「やらなきゃ」と思う⇒いろいろ考えてしまう⇒「めんどくさい」と感じる

 

 

 

「行動するのが、めんどくさい」をなくす4つの原則

1.「やらなきゃいけないこと」を減らす

2.「やらなきゃ」と思わないようになる

3.「やらなきゃ」と思っても、いろいろ考えない

4.工夫して、とにかく行動する

 

 

 

ネガティブな考えが浮かんできたときほど、紙に書くといい

 

 

 

ネガティブな考えは、注目してほしいという特徴をもっているので、はっきりと認めてあげないと、自分の中でどんどん膨らんでいきます

 

 

 

人は1日に約6万回考えるそうです。 その内95%は前日または前々日と同じことを考え、80%はネガティブな考えだといいます

 

 

 

「ネガティビティ・バイアス」

1日に10回ほめられても、1回けなされたら、人は1回けなされたほうが強く記憶に残るわけです

 

 

 

行動力が低い人は、ほとんどの場合、事前に考えすぎる傾向があります。一方、行動力のある人は、あまり考えずにとりあえず動きながら、体で覚えていきます。

 

 

 

「効率的にやりたい」という考えがあると、行動する前に、なるべく多くの情報を集めてからでないと行動できないと思ってしまう

 

 

 

何事も続けた人が最終的に力が付く

 

 

 

効率的にやろうとすることほど、非効率なことはありません

 

 

 

「最初から良い結果をだしたい」という人に対して、私は、「まず失敗を目指してください」と言っています

 

 

 

最初は、質よりもスピードを重視する

 

 

 

心からやりたいことは、恐怖や不安がつきものです

 

 

 

当たり前のこともアクションリストに書いてみてください

中略

アクションリストには、もうすで終わったことも書いてください

 

 

 

新しく何かを始める前は、物事をより複雑なものだと考えがち

 

 

 

相手に期待しないと、加点できる

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ある程度豊かさを経験すると、その豊かさを手放すことが恐ろしくなります

 

 

 

「当たり前のこと」に感謝する

中略

当たり前のことなんて、1つもないですよね。 すべてが奇跡です。

 

 

 

「考えること」イコール「苦しい」と思っていい

 

 

 

体感覚に意識を向けると、思考が働きにくくなります

 

 

 

嫌いな人は、あなたのルールを破ってるだけ

 

 

 

自分を苦しめるルールは、手放す

 

 

 

自分に厳しい考えを持ったときには、人は自己嫌悪に陥ります。 ストレスを感じます。 ストレスを感じたら、もっと休息が必要になります。 もっとダラダラする必要が出てくるのです。

 

 

 

仕事ができない人は、自分に厳しい考えを持っている人が多い

 

 

 

私たち人間は、頭の中で他人を裁く生き物

 

 

 

自分自身に対して、大切な人のように接してください

 

 

 

「自分が本当に好きなことがわからない」「自分が本当にやりたいことがわからない」と言う人は、自分の感情に長い間ふたをしてきたので、そもそも好きとか、やりたいという気持ちを感じられなくなっているケースが多いのです

 

 

 

ルールがあればあるほど、不快な感情を感じる時間が多くなっています

 

 

 

自己啓発本を読んだり、セミナーに行く人は、成功者の教えを学べば学ぶほど、無意識に「~べき」「~べきでない」というルールが作られていきます

 

 

 

いや~鶴田さんの言い回しはわかりやすいです。

 

 

 

それでは・・・・。