マクドナルドばかり食べて、カラダの変化をみるっていう「スーパーサイズ・ミー」っていう映画がありましたけど、この「あまくない砂糖の話」もそんな感じのドキュメントです。
くしくも“糖質制限ダイエット”ばやりの昨今、非常にタイムリーな内容。それまで健康的な食生活を営んできた監督&主人公のデイモン・ガモーが現代人の平均糖質摂取量(砂糖に換算してスプーン40杯)を60日間摂るとどうなるかってお話。
興味深いのは、カロリー的には実験前と変わらないのに、みるみる肥えちゃったところ。 インスリン恐るべしですね~。
「食物を熱量(※カロリー)でとらえることが、間違っているのでは・・・」と一部で騒がれてますが、この映画でもそれを証明するような結果になっています。
炭水化物・たんぱく質・脂質を三大栄養素と定義する栄養学の専門家や、食品業界、カロリーコントロールと称して糖質を摂らせ続ける糖尿病学会や医薬品メーカーは、必死に抵抗するでしょうが、どう説明を聞いても「糖質制限」のほうがアカデミックなような・・・。
騒がせては消えて行く「ダイエット法」とは理論的根拠の次元が違うような気がします。
“糖質制限ダイエット”に興味のあるかたは是非ご覧になってください。
ちなみに私は、「炭水化物が人類を滅ぼす」の著者 夏井睦先生がいうように、炭水化物は「主食じゃなく嗜好品」って考えに賛成です。 甘いものって食べれば食べるだけ、止めれなくなりません? 喉が渇いたときに塩水飲むがごとく(笑)。 実感としてそう思います。
それでは・・・・。
2015年 オーストラリア 日本語吹き替えあり