「NHKスペシャル カラーでよみがえる東京 -不死鳥都市の100年- 」

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映像の世紀」に続き、この番組も面白かったです。 白黒で残っている映像にフランスの専門チームが色を施してカラーに。江戸の名残がある頃から現在までの東京を振り返ろうって企画です。

 

1923年の“関東大震災”と1945年の“東京大空襲”。

 

ま~改めて言われると、すごいことですよね?わずか22年の間に2度も焼野原になって、そこから復興するのですから。首都だからでしょうけど、それにしても驚嘆にあたいすると思います。

 

 

 

1940年、戦争に向かう日本の風潮を、作家永井荷風が日記に残した言葉。

 

「・・・元来日本人には理想がなく強きものに従い、その日その日を気楽に送ることを第一となすなり」

 

 

極東軍事裁判を受けて、映画監督伊丹万作が残した言葉。

 

「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。いくらだますものがいても、だれ一人だまされるものがなかったら、今度のような戦争は成り立たなかったにちがいないのである・・・」

 

 

これをナレーションで聴いたとき衝撃を受けました。 国民気質は当時も今もまったく変わっていないように感じたからです。

 

う~ん、そういうことなのでしょうね・・・。

 

 

いやいや、番組の質高いですね~。恐るべしNHK(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

DVDはこちら

NHKスペシャル カラーでよみがえる東京 -不死鳥都市の100年ー [ (趣味/教養) ]