NFLを引退した元アメリカンフットボール選手たちの謎めいた死の原因を、解剖医が解き明かすってお話。
アメリカンフットボールの危険性を知っていながら、ビジネスに影響しないよう、業界ぐるみで隠ぺいするさまは、先日紹介した
と同じです。またもやアンタッチャブル状態。
儲かっている人間が多いので、みんなして黙っておこうってパターンです。
もちろんウィル・スミス演ずる解剖医も巨大な敵に存在を消されます。
でも最後には選手会を味方に付けて、ついに業界にメスを入れることに成功。万々歳っておちです。
いい話なのです。
でも、これはこの映画に限ったことではないのですが、なんか「アメリカでは悪事が暴露される」「アメリカは自浄作用がある」というプロパガンダを見せられてるようで・・・。
民主主義の国民統治システムというか、なんというか・・・。
別に陰謀説になびいているわけではなく、よくよく考えるとひとりひとりは真実を知るすべなんて持っていないくて、メディアを信用しているだけですよね? 「AなのかBなのか」って騒いでいる問題も実は「C」を隠すためだったりして(笑)。
昔より、いい時代になっていると思うので目くじらを立てるつもりは、毛頭ありませんが・・・。
ただ、昔みたいに「王様を倒せ!、貴族を倒せ!」って時代に比べたら、誰が悪玉かわからないようになっているな~と。
よくできたシステムだとつくづく思うんですよね。
あ~話がそれてしまいました。
可もなく不可もなくって作品でした。
それでは・・・・。
2015年 アメリカ 日本語吹き替えあり