「ムービーカメラの発明からおよそ100年。「映像」は人類が蓄積した膨大な「記憶」でもあります。「映像の世紀」から20年、新たに発掘した映像を最新のデジタル技術によって修復し、新シリーズとして薄れゆく人類の記憶をよみがえらせました」
てことで今回もすばらし番組に仕上がっています。
1回目はタイトル通り第一次世界大戦に至る流れと、その結果、現在にまで尾を引く世界各国の関係・立ち位置が描かれています。
各国の本音に迫りながら説明してくれているので、第二次世界大戦に比べて地味な印象があり、普段あまり話題に上らない第一次ですが、非常に興味深い時代なのが、よく理解できました。
関ヶ原と坂本竜馬と太平洋戦争にしか興味がないってかたにも、おススメです(笑)。
これを観て知ったのですが、反政府活動の結果、国外への亡命を余儀なくされていたレーニンを、ロシアに戻して、ボルシェビキに資金協力をしていたのはドイツだったんですって。
ロシアを内部から崩壊させるために・・・。
この流れで、ドイツに対するロシアの降伏もスムーズに進んだのだとか。
なるほどね~って感じです。
観てよかったと思える、数少ないテレビ番組のひとつかと・・・。
それでは・・・・。
2015年 72分