「筋トレライフバランス」Testosterone著

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筋トレをベースにした自己啓発本です。

 

今までのTestosteroneさん著作も他の筋トレ本に比べると、人生訓の比重がたかかったのですが、今作は特に“生き方”にまつわるお話。

 

ストレートでシンプル。非常にわかりやすく、筋トレに対するモチベーションがあがります。

 

「アカデミックに・・・ロジカルに・・・」という貴兄には、物足りないかもしれませんが、たまのお口直しにはよろしいかと・・・。

 

 

刺さった文章があったので、書き出しておきます。

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1回食べすぎただけでこれまでの努力が水の泡になるなんてことはないし、大事なのはそこで焦らないこと。罪悪感で焦ってしまい、翌日絶食するだとか長時間はしるだとかもする必要ない。長い目で見て、リズムを保ち続ければいい。

 

※これはダイエットに限らず、0か100かで考えてしまいがちな私には参考になります。

 

 

 

自信をつけるためには一回失敗してみるのもいい。失敗して、どんなに恥をかいても、1か月もすれば周りのみんなは忘れてしまうから安心しろ。自分ですら忘れてしまうし、別に死ぬわけじゃない。「失敗してもどうってことない」という感覚を一度つけておけ。

 

 

 

リサーチばかり続けて確信できる答えが得られるまで試さないというのはいかがなものか。僕は自分で試してみるのが一番手っ取り早いと思う・・・。

 

 

 

人間の自信や人格を形成していくのは、生まれた環境ではなく自分がしてきた選択なのだ

 

 

 

すべての失望は他人に期待しすぎることから始まる

 

 

 

ベンチプレスにしろスクワットにしろ最後の2回がキツい。だが、この死ぬほど辛い2回を挙げなければ、成長はない。この現象は筋トレ以外にも当てはまると思っている。筋トレと同じように、辛いとか苦しいという感覚がないときには、自分が成長していないということだ。

 

 

 

今の状況のなかでベストなことをやっていかないと、チャンスはつかめなくなる

 

 

 

君が華やかと思う人たちの成功の裏には、地道で泥臭い努力が隠れている。決して一朝一夕ではないし、その努力を見ないで羨ましがるのは間違っている。断言しよう、地道な努力なしに成功は一切ない。だが、逆にいえば、自分の限界なんて塗り替えることができるし、そこを続けていけばいつか成功はつかめるわけだ。

 

 

 

いくら立派な人でもこの世に完璧な人はいない。ある面では超一流であっても、どこかに必ず欠点がある。それが人間という生き物だ。だからこそ、誰か一人をベンチマークするのではなくて、その人のいいところだけマネする。で、悪いところは反面教師にすればいい。そうすればいいところどりができて、君は唯一無二の存在になれる。

 

 

 

 

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