のラージクマール・ヒラニ監督の最新作。
いや~今回もすばらしい。物語とメッセージがうまくマッチしていて、非常に映画としての完成度が高いです。この監督からは目が離せません。
前作が"まぐれあたり"ではないことを、この作品で証明しましたね~。
今回の主人公は宇宙人。SFタッチなアプローチではなくて、あくまで地球での常識は、素直な目で見ると、おかしいでしょう?って伝えたいがための設定です。
地球の調査にやってきた"地球人そっくりの宇宙人"。すっぱだかで登場するシーンは「ターミネーター」を彷彿とさせます(笑)。
着いて早々、まるで宝石のようなリモコンを盗まれす。それがないと仲間と連絡がとれず、故郷に帰れないので、さ~たいへん!
必死で探す過程で、いろんな人に「神さまに頼まないと無理だな・・・」と言われます。もちろん見つかりっこないって意味ですよ。
ところが、地球文化に馴染みがない宇宙人、"神さまとやら"を探そうとします。
なにやら「いろんな神さまがいて」「貢物をしなくてはいけなくて」「神さまの声が聞こえるって代理人がいて」・・・。
ほんでもって「それっておかしくないか?」っていうのが、この映画の主題です。
超超おススメの1本です。
それでは・・・・。
2014年 インド 日本語吹替えあり