これまで何度も映画化された「1934年アガサ・クリスティの小説『オリエント急行の殺人』」が原作。
観終わったあとの感覚を、どう言えばいいのでしょう?
113分でよくぞここまで濃密に、そして計算しつくしてまとめたなと・・・。 完璧なんです。物語として。
「非の打ち所がないのが欠点」と言いたくなるぐらいスキがありません。 う~ん、出来過ぎ(笑)。
楽しめました。
本編とは直接関係ないのですが、主人公の探偵さんの
「人間の本質は複雑に屈折しています。それを解明するには適した手法がいる・・・」
というセリフがあるんですね。 いや~言い得て妙だと・・・、印象に残ったので記しておきます。
それでは・・・・。
2017年 アメリカ / イギリス / マルタ / カナダ 日本語吹替あり