今回は、ムッソリーニ、ヒトラー、スターリンと、20世紀を代表する独裁者にスポットが当てられています。
ヒトラーはムッソリーニのことを“1000年に一人のカリスマ”だと賞賛し憧れていました。
ところが、ムッソリーニはヒトラーのことを“学のない道化”だと蔑んでいたそうです。
大戦前イギリスやフランスは、“ソ連への防波堤になる”と、ドイツの行動を見て見ぬふり。
ソ連はヨーロッパ諸国の思わくに感づき、裏をかくつもりで独ソ不可侵条約を結びます。
ムッソリーニはヒトラーがイタリアに攻めてこないよう、ドイツがソ連との戦いで疲弊することを願っていました。
まさに騙しあい。政治というのは一般人には務まりませんな~(笑)。
学校で教わる内容は、出来事だけで、どこか無機質です。ところが、この番組の内容は複雑怪奇な人間の思惑を追っているので生々しくて、そして、う~ん興味深い。
いや~今回も楽しめました。
すばらしい。
それでは・・・・。
2018年 90分