言葉の重みが違います ◆ 「心との戦い方」



格闘技に興味のある方には、もはや説明不要の人物“ヒクソン・グレイシー”。

 

2000年代の日本における総合格闘技ブームはこの人から始まったといっても過言ではありません。こんな戦いかたがあるのかと、度肝を抜かれたものです。

 

 

そんな彼が、「強さの秘密は心」だとこの本で語っています。

 

一般人にもためになる金言がたくさんあったので、いつものように備忘録です。

 



何かの問題に直面した場合、「これは絶対に解決できない」と考えたら、必ずその通りになる。なぜなら、その問題を本気で解決しようとはしなくなってしまうからだ。

 

 

 

人生において、恐怖と幸福はしばしば隣り合わせだ

 

 

 

“自信”は、意識的に獲得したり、身につけるもんではない。何かを成し遂げることによって、自然に手に入れる心理作用だ。

 

 

 

人生において、私たちは最大限の努力をすることによって、素晴らしい結果を得ることができる。そして、それによって幸福を感じるのである。

 

 

 

人生は、決して容易ではない。誰の人生にも、必ず幾多の障害が立ちはだかる。

 

 

 

大きな困難に直面して、ひどく苦しむことがあるだろう。しかし、それで自分が命を取られるのでなければ、長い目で見れば、そのようなつらい経験も、自分の肥やしとなるはずだ。

 

 

 

人は、何かを成し遂げることによって、幸福を感じる 自分が好きなこと、自分がやりたいことを発見し。それが自分でもできるようになると、幸福を感じる。内面から湧き上がってくる力を感じ、自分を肯定的に評価し、自信を獲得する。

 



日本は長い歴史と伝統を持つ国であるせいか、外国人の目には、何事につけて、人々が強い固定観念を持っているように映る。何かができるかどうか、してもいいかどうかを考える前に、「それは無理。できない」と決めつけてしまうことが多いようだ。

 

 

 

人生では、いつも良いことばかりが起きるわけではない。それは、誰にとっても変わらない。その現実を認識した上で、いくつかの問題を抱えながら、幸福をつかむために最善をつくすことが重要なのだ。

 

 

 

日本は、もっと個人個人への要求を和らげ、人にやさしい社会を作るべきだと思う

 

 

 

仮に悪いことが起きても、それを受け入れ、ポジティブに捉えようと努力し、さらにそこから何かの教訓を得ようとしなければならない

 

 

 

「世の中には、100%よいことも100%悪いことも存在しない。良いことのように思えても、必ずどこかに悪い面がある。それと同時に、悪いことのように思えても、必ずどこかに良い面がある」父エリオ

 

 

 

人は、それぞれのやりかたで人生を眺めるものだ。非常に困難な状況にあっても「きっと、これから状況は良くなるぞ」と思う人がいるかと思えば、非常に恵まれた状況にありながら、「困ったな。これから状況は悪くなるぞ」と悲観する人がいる。

 

 

何かをする上で良い結果を出そうと思えば、まずポジティブな考え方をすることだ。

中略

ポジティブな考え方をして、ベストを尽くした上で、結果がどうなるかについては、神様に任せるしかない。自分が心配する必要はないのだ。

 

 

 

それっぽいことを言う、なんちゃって専門家と違い行動が伴っていているだけに、なかなか言葉に重みがありました(笑)。

 

 

 

格闘技ファンではない人にもおススメです。

 

 

 

それでは・・・・。