知識・直観・想像力 ◆ 「捜査官X」



「『レッド・クリフ』シリーズの金城武と『イップ・マン』シリーズのドニー・イェンが共演を果たしたアクション・ミステリー。とある村で強盗殺人を起こした犯人たちの変死。その裏に隠された驚愕の事実を突き止める捜査官の姿を追いかけていく。金城が、どこかトボけていながらも冷静沈着で頭脳明晰な捜査官を快演。また、事件の鍵を握るミステリアスな男としてドニー・イェンが登場し、壮絶なカンフー・ファイトも披露する。『ウォーロード/男たちの誓い』のピーター・チャン監督による、ハイスピード・カメラやCGを駆使したトリッキーな映像も見どころだ」シネマトゥデイ

 

てことで、ストーリー、映像ともに申し分なし。

 

金城武演ずる捜査官のナレーションで進行する展開も、非常にわかりやすくてマル。

 

非常に完成度の高い作品です。

 

 

劇中、及び腰でぜんぜん動こうとしない警察組織に業を煮やした主人公が上司に噛みつくシーンがあります。

 

そこでの会話が印象深かったので記しておきます。

 

 

捜査官

班長、いったいどういう世の中なんですか!?」

 

班長

「その一部として生きるしかないんだ。己を生きる自由があるとでも思ってたか?」

 

 

悲しいかな、班長の言うとおりだと・・・。目が覚めました(笑)。

 

 

おススメの1本なのでした。 それでは・・・・。

 

 

 

2011年 香港・中国 日本語吹替あり