「2007年のイスラエル映画『ザ・デット ~ナチスと女暗殺者~』のハリウッドリメイク作品。監督はジョン・マッデン、脚本はマシュー・ヴォーンとジェーン・ゴールドマンが担当。出演はヘレン・ミレン、サム・ワーシントン、ジェシカ・チャステイン。1966年、イスラエルの秘密諜報組織“モサド”の工作員だったレイチェル、ステファン、デヴィッドはナチの戦犯であった外科医フォーゲルを捕らえた英雄として讃えられ帰国する。30年後、デヴィッドがダンプカーに轢かれて亡くなる。彼ら三人には30年という長い年月の間、密かに隠していた秘密があった」シネマトゥデイ
本編の中で、ナチの元外科医が、イスラエルの工作員に発する言葉が印象に残ったので記しておきます。
「君らユダヤ人をいとも簡単に殺せたのはなぜかな?
弱いからさ。
見てきた。毎日見てきた。奴らは『どうしたらぶたれないか、蹴られも、殺されもしなか』そればかり考えてた。みんな自分らのことだけ考えてたんだ。
なぜ、軍人4人で十分だったと思う?1000人ものユダヤ人をガス室に送るのに。
それは、1000人中ひとりもいなかったからさ、抵抗する勇敢な奴が。
誰も自分を犠牲にしようとしなかった。自分の子供たちを連れていかれても・・・。
それでわかった。ユダヤ人には生きる権利がないとな!」
この演説?のあと、工作員は怒りのあまり拘束されている元外科医を繰り返し殴ります。
それでは・・・・。
2010年 アメリカ 日本語吹替あり