このシリーズは百発百中です ◆ 「映像の世紀プレミアム 第17集『人類の危機』」



第一次世界大戦の兵士の体に乗って、世界中に広がり、4千万を超える死者を出した『スペインかぜ』。5千万を越す労働者が職を失い自由主義経済に富の再分配を迫る転機となった『世界恐慌』。米ソの現場の軍人が核弾頭発射命令を拒否し、全面核戦争が回避された『キューバ危機』。80万もの作業員が放射能の中で巨大な石棺を作り被害拡大を食い止めた『チェルノブイリ原発事故』。未曽有の危機に立ち向かった人々の物語である」NHK

 

う~ん、このシリーズは本当に見ごたえがあります。

 

百発百中です(笑)。

 

 

レアな映像はもちろん、音楽とナレーションが秀逸。

 

最も優れたテレビ番組なのではないでしょうか。

 

220円を払って観る価値は十分にあります。

 

 

あ、そうそう日本人の私たちにするとあまり良いイメージのない第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトの就任演説の映像もありました(世界恐慌下)。

 

 

「私たちが恐れなければならないのは『恐怖心』そのものです。恐怖心は過去を前進に変えるための必要な努力をまひさせてしまいます・・・」

 

 

なかなかの名言。

 

でも大恐慌から抜け出せたのは『ニューディール政策』の効果ではなく、『第二次世界大戦』のい戦争特需だったというのは、皮肉なものだな~と・・・。

 

 

 

それでは・・・。

 

 

 

2020年9月19日放送

 

映像の世紀 シリーズ