もはや“媒体を持った政治家” ◆ 「独占告白 渡辺恒雄 ~戦後政治はこうして作られた 昭和編~」



読売新聞グループのトップ、渡辺恒雄氏(93)への独占インタビューが実現した。70年にわたって日本政治の実像を見つめ続けてきた渡辺氏。「昭和編」となる今回は、吉田茂政権から中曽根康弘政権に至るまで、その知られざる舞台裏が赤裸々に語られる。派閥の領袖(りょうしゅう)たちの激しい権力闘争の虚実。日本外交の秘史。証言ドキュメントで戦後日本の歩みをたどる。インタビュアー・大越健介NHK

 

プロ野球ファンのかたには“読売巨人軍のオーナー”と言ったほうがわかりやすかもしれません。

 

ナベツネさんの学生時代の思想から、政治への影響力を綴ったドキュメンタリー。

 

 

どんどん力をつけていったさまは、もはや“媒体を持った政治家”とでもいいましょいうか・・・。

 

 

外国の要人との会合にも同席していたようですから、“参謀のよう”ではなく、実際に参謀です。

 

しかも、代議士のように選挙にでなくてもよいので、質が悪い。

 

 

“力”を持った者としては、注目されて当然でしょうが、人として尊敬に値するかと言えば・・・。いかがなものなんでしょう?

 

 

それっぽいことは言ってますが、ぶれないイデオロギーがあったわけではなく、時の権力者を“たらして”長期にわたり、どんどん権力を肥大化させた“古狸”にしか感じませんでした(笑)。

 

 

 

まぁどちらにせよ、読売と同じメディアのNHKが特集を組まないといけないぐらいの存在なのだということはわかりました。

 

 

 

 

それでは・・・。

 

 

 

2020年3月7日放送