世界でただ1人腐敗していない政治家 ◆「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」



「『アンダーグラウンド』の名匠エミール・クストリッツァ監督が、南米ウルグアイの第40代大統領で、質素な暮らしぶりから『世界で最も貧しい大統領』とも称されたホセ・ムヒカを捉えたドキュメンタリー。収入の大半を貧しい人々のために寄付し、質素でありながらも心豊かな暮らしを実践してきたムヒカ。国民のより良い生活のために自己犠牲をいとわず、予想外の政策を打ち出す彼の姿に、『世界でただ1人腐敗していない政治家だ』と直感したクストリッツァ監督は、2014年から撮影を開始。大統領の任期が満了する感動の瞬間までをカメラに収めた。極貧家庭に育ち、左翼ゲリラとして権力と戦い、13年に及ぶ勾留生活を経て、大統領として国民に愛されたムヒカの波乱万丈な人生を追う」映画.COM

 

一言。

 

観てよかったです。

 

 

ムヒカ大統領(当時)の言葉で印象に残ったものがあったので記しておきます。

 

 

 

「人間は本来、社会的な動物。つまり社会主義者だ。だが時間や歴史が私たちを資本主義や個人主義に変えた。

 

なぜなら私たちは矛盾を抱えているからだ。私たちは生きるために懸命に闘う。すべての生き物に備わった健全な利己主義だ。だが同時に他と協力し社会を形成する。ロビンソン・クルーソーと違って一人では生きていけない。

 

長い目で見れば文明化と連帯意識は、人が人間らしく生きるための最もすばらしい美徳だ。この矛盾を克服し利己主義よりも連帯意識を優先するには、多くの犠牲を伴う・・・」

 

 

 

 

 

 

それでは・・・。

 

 

 

2018年 アルゼンチン・ウルグアイセルビア 日本語吹替なし