なかなかの作品 ◆ 「怪物はささやく」



「母親が重病に侵されている13歳の少年コナー(ルイス・マクドゥーガル)は、毎晩悪夢にうなされていた。ある夜、彼の前に樹木の姿をした怪物が現われ『わたしが三つの真実の物語を語り終えたら、四つ目の物語はお前が話せ』と告げ、さらにコナーが隠す真実を語れと言う。コナーは断るが、それを境に夜な夜な怪物が現れるようになり・・・」シネマトゥデイ

 

母を失うことの辛さを日々感じながら過ごす少年。と同時に、本人も意識しないところで、この苦痛を終わりにしたい、母が亡くなれば解放されるという気持ちも・・・。

 

人間のアンビバレントな感情という難しいテーマを扱う物語です。

 

それを樹木の怪物を登場させ、ファンタジーに描くあたりは、なかなかの作品かと。

 

 

ちなみに監督は「ジュラシック・ワールド/炎の王国」や「インポッシブル」のJ・A・バヨナ氏。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ / スペイン 日本語吹替あり