最近観た映画・ドラマの感想(※2017.5.12以前)

「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」

前回倒したエイリアンが、20年後リベンジにやって来たって内容です。 ま~今度の宇宙船や女王エイリアンのデカいことデカいこと。さすがに2度も人類が勝利するのは、茶番すぎると踏んだのか、攻めて来たエイリアンの敵、すなわち人類にとって味方となる別の…

「シンプル・シモン」

アスペルガー症候群の青年が主人公の作品。 アスペルガー症候群自体がどんなものか、はっきり知らないのですが、この映画の通りなら周りの人間はたいへんでしょうね。 でも、重いタッチの展開ではなく非常に明るく、かつ映像的にもおしゃれな仕上がりなので…

「スコッターズ ~不法占拠者~」

ホームレスの若い男女が、バケーションに出かけた富豪の家で生活を始めるお話。 ちなみにこの男女はカップルにはなりません。ここにお金持ちの家の息子、盗品を買い受ける“ワル”などが絡んできて、目が離せない展開に。 残念なところが一点だけあります。そ…

「COP CAR/コップ・カー」

前後の説明なしに物語が成り立つよくできたストーリー。非常にシンプルな展開です。 悪徳警官・ヤクの売人・家出少年二人。メインのキャストはこれだけです。 最後まで展開が読めませんでした。 ちなみに悪徳警官は“ケヴィン・ベーコン”ですが、DVDのジャケ…

「悪党に粛清を」

19世紀のアメリカが舞台。主人公が妻と息子を殺された復習を果たすって内容です。まっタイトル通りですね。 話の大筋は単純なのですが、結構楽しめました。“西部劇の勧善懲悪もの”だと侮ることなかれ!意外に面白いです(笑)。 それでは・・・・。 2014年 デ…

「コードネーム U.N.C.L.E」

1960年代の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」が原型なんですって。それを「スナッチ」(※この映画は面白いです!)ガイ・リッチー監督が映画化。 ナチスの残党が核武装するのを防ごうと、冷戦下のCIAとKGBがタッグを組みます。そこへイギリスのス…

「ジャンゴ 繋がれざる者」

タランティーノ作品です。 19世紀のアメリカが舞台です。先日紹介した「ヘイトフル・エイト」も、この作品のあとに撮られたものですが19世紀の設定。黒人差別が色濃い時代にハマっているのでしょうか? 「キル・ビル」のころは、「どうしたタランティーノ」…

「ヘイル,シーザー!」

世界が東西に分断されていく最中“1950年代のハリウッド”が舞台。 映画業界にも共産主義者が多くなり、会社から“搾取された金”を取り戻すべく、脚本家などが結託してスターを誘拐。誘拐された役者(ジョージ・クルーニー)も彼らと話してるうちに、マルクスに…

「9.11 自由への扉」

9.11アメリカ同時多発テロ前後の難民問題を扱った作品です。 非常にリアルな感じに描かれています。社会派ドラマです。が、それゆえにインパクトがないというか、面白みにかけるというか・・・。 例によって「面白くなくはない」って表現をさせてください(笑…

「大いなる陰謀」

少し重めの内容です。 例によって邦題は完全なミスリード。陳腐な陰謀ものではありません。今の社会のありかたを大胆に切り込んでいます。 “政治家とジャーナリスト”、“大学教授と学生”が政治について語り合うシーンは見応えがありました。 驚いたのが配役。…

「ダーウィン・アワード」

“ダーウィン・アワードとは、最も愚かな方法で死んだ人に対し、バカな遺伝子を減らしたことへの感謝の気持ちから贈られる実在の賞らしいです。 主人公の保険調査員マイケル(ジョセフ・ファインズ)が、大のダーウィン・アワードフリークで、保険適用案件を…

「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」

邦題は安っぽいB級ホラー映画のようですが、内容はすばらしいですね。 19世紀末のイギリスが舞台。へき地にある精神病院にオックスフォードの学生が学びに行きます。ところがその病院を仕切る医院長、看護師すべて患者なのですよ!本当のメンバーは捕えられ…

「スポットライト 世紀のスクープ」

実話ベースの作品らしいです。 カトリック教会の幼児への性的虐待を追及していくジャーナリストのドラマ。カトリック信者が多いボストンで、教会はもちろん弁護士や実力者の圧力、事実を公にしたがらない被害者という逆境の中、タブーに挑戦していく新聞記者…

「インタープラネット」

これは感想を述べるほど観てないんですよ。 始めのナレーションが意味不明で、映像もちゃっちかったので開始10分で止めました。 若い時なら、一応は最後まで観たと思いますが、もう歳が歳なので、時間を大切にと思いまして。 本にしろ、芸術にしろすべてがそ…

「アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち」

アウシュヴィッツ系の作品は、社会的に意味があるのはわかるのですが、映画として観るとちょっと退屈に思うんですよ、私は。評価の高かった「シンドラーのリスト」も印象には残りませんでしたし。 この映画は戦後捕えられたナチ戦犯アイヒマンの裁判を描いて…

「ドン・サバティーニ」

マーロン・ブランドがマフィアのボス役で登場。なので当然のごとく、あの「ゴッドファーザー」のパロディシーンが盛り込まれています。 内容的にはコメディ+ヒューマン、少しだけミステリーって感じですかね~。 後味がいい映画でした。 それでは・・・・。…

「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」

「キック・アス」の続編らしいですが、前作を観てなくても問題はありません。 悪を退治するヒーローものですが、超人的な能力があるのは主人公のヒット・ガールのみ。 正義の見方や悪の軍団がアベンジャーズよろしく、出てきますが、こちらはコスチューム手…

「ボーダーライン」

オリジナルタイトルは「SICARIO」。スペイン語で「殺し屋」という意味らしいです。 CIAとFBIが協力して麻薬戦争に立ち向かうという設定ですが、蓋を開けると“毒をもって毒を制す”って展開なので、正義と悪の「ボーダーライン」っていうことなのでしょうか?…

「ダイヤモンド・ラッシュ」

これは、なかなか面白かったです。 主演はデミ・ムーアと「狼たちの処刑台」でもいい味を出していたマイケル・ケイン。 これぞサスペンスって感じで最後まで展開が読めませんでした。 映画らしい映画です。 ジャケットもキャストも地味ですが、借りるものに…

「サンキュー・スモーキング」

いやいや、たいして期待していませんでしたが、これは面白い! タバコ業界の広報を担う男性が主人公。「誰しもが自分ならではの能力がある。私はしゃべること」と断言するほど口がたつ設定なので、ま~言い回しが上手いこと上手いこと。 ディベートに興味が…

「警察署長ジェッシイ・ストーン 訣別の海」

このシリーズを観るのは「警察署長ジェッシイ・ストーン 4番目の真実」「ストーン・コールド -影に潜む-」に続いて3本目。 シリーズ通して派手なアクションはなく、常に事件が2つ3つ同時に進行するっていう展開なのですが、さすがに少し飽きてきました(笑)…

「サンシャイン・クリーニング」

高校時代はチアリーダーでみんなの憧れの的、しかし今やシングルマザーで大忙しのローズ。 彼女の妹で仕事が続かないノラ。 一攫千金を夢見る二人の父。 治療を受けてくれと小学校を退学させられたローズの息子オスカー。 こんな家族のヒューマンドラマです…

「狼たちの処刑台」

元海兵隊の老人が親友を地元の不良グループに殺されて、その復讐を果たすってストーリー。 少し現実離れしたおじいちゃんなのかと思いきや、争い事は避ける“ごく平凡”な市民。 そこが良かったです。 元軍人の設定はいらなかったような気がします(笑)。 邦題…

「ニック/NICK リベンジ」

「ニック/NICK 狼の掟」に続いてシリーズ第二弾です。 一話完結なので、どの話から観ても問題はありません。 う~ん、手堅い(笑)。 安心して観れるクオリティです。 その点「警察署長ジェッシイ・ストーン・シリーズ」と同じです。 観るものに迷って、ハズ…

「砂上の法廷」

キアヌ・リーヴスが敏腕弁護士を演じる法廷ミステリー。 知り合いの大物弁護士のが刺殺されて、その息子が容疑者になるも、彼は何一つしゃべりません。二転三転する展開はとてもスリリングです。 最近観た法廷ものでは一番の傑作かと・・・。 おススメです。…

「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」

う~ん、面白くないです。 主演は「ブラック・スキャンダル」「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」「フィフス・エステート/世界から狙われた男」と最近売れっ子のベネディクト・カンバーバッチ。 この作品に関しては期待外れでした。 そ…

「ヘイトフル・エイト」

さすがタランティーノと言ったところでしょうか、はずしませんね。面白かったです。派手なCGやキャストではなく、登場人物の会話で観る側を引きつけることができる、数少ない監督さんではないでしょうか? 2時間48分の作品ですが、まったく退屈しませんでし…

「ラストデイズ (2005)」

ニルヴァーナのヴォーカル、カート・コバーンが自殺するまでを描いた作品。 心理描写を期待したのですが、深く切り込むこともなく、非常に退屈な流れ。カート・コバーンの死体から、裸の彼が抜け出て階段を登っていく描写は陳腐過ぎて笑ってしまいました。 …

「選挙の勝ち方教えます」

ボリビア大統領選挙が舞台です。 各候補者は選挙の戦い方に長けたコンサルタントを、アメリカから呼び寄せ、巧みな頭脳戦を繰り広げるって展開。 実際の選挙でも、これぐらいのことをやっているのかも・・・と思わせる内容です。 最後は、誠意のない候補者を…

「ミッシング・サン」

タイトル通りの展開で、何のひねりもありません。 幼い子供を誘拐された夫婦がショックから立ち直れず、家庭も崩壊。 ジャンルはミステリーに分けられてましたが、ミステリーでもなんでもないです。 「可哀想に・・・」で終わりです(笑)。 ものすごく“肩すか…