「アフター・アース」
ウィル・スミスが実の息子と親子役。監督は「シックス・センス」M・ナイト・シャマラン。
戦争による環境破壊で、人類は地球を離れ新しい惑星で暮らしています。その星には、人間が恐怖を感じたときに発するフェロモンを感知し攻撃をしかけてくる生物が。
そんな中、恐怖を感じない戦士が登場。それがウィル・スミスの役どころです。
親子のすれ違い、そして和解を話の中心に据えています。
「ちょっと“ベタ”すぎるかな~」というのが正直な感想です。狙い過ぎです。感動できません。
唯一の救いが、離れた場所で任務をこなす息子に父ウィル・スミスが放つセリフ。 これは、印象に残りました。
恐怖はまやかし。実在しない。
恐怖のはびこる場所はたったひとつだ。
それは未来を思う私たちの心。
恐怖を生むのは、私たちの想像力。
人は今起きてないことや、将来起こるかどうかわからないことを考えては怖れている。
無駄に恐れるのは、くだらないと思わないか?
ひとつ誤解しないで欲しい。
危険は実在している。
だが恐怖は、自分次第だ。
人は未来にとらわれ恐れる。
いいところは、ここだけと言っても過言ではありません(笑)。
あと、「鬼才M・ナイト・シャマラン」とか謳わていますが、どうですか?よかったのは「シックス・センス」だけだと思うのですが・・・。
それでは・・・・。
2013年 アメリカ 日本語吹き替えあり