「捨てる勉強法」
この本はタイトル通り、入学試験や各種資格試験についての学習方法が書かれています。
現在、何かのために勉強しているというわけではないのですが、本屋さんで何となく手にとりました。目次を中心にパラパラっと読むと、勉強のみならず人生に使えそうな考えかたが随所にあるではありませんか!
もちろん著者はそんなつもりで書いていないでしょうが、わたしには目から鱗。
なので、下記の備忘録も「勉強、学習、試験・・・」の文字を「人生、生き方、考え方・・・」に置き換えて勝手な解釈をしています(笑)。
試験勉強というのは、テレビの連続ドラマのようなものだ・・・。
中略
たとえ何話かを見逃してしまっても、何とか最終回まで観ることで全体がわかることだってあります。
満点をとる必要はないのです。
中略
合格するための優先順位をつけなければならない
試験勉強とは、試験合格に必要なレベルと、自分の持っている能力とを比べて、足りないピースを探して、はめていく作業
世の中には多くの勉強法があふれています。
中略
たとえ、あなたが多くの勉強法を知ったとしても、実際に、すべての方法を試すことなどできないし、するべきではありません。
中略
現実に、「この方法がもっとも優れている」という確証もないわけです。
中略
今のあなたが合格に必要なものは何かを考える!
身につけていることには違いがあるため・・・
中略
合格者の数だけ、試験勉強法がある
「楽々合格法」が本当にあるとしたならば、世の中の人すべてが合格できてしまいます
中略
新しいことへの挑戦には、必ずストレスが伴っています。
中略
体を鍛えるトレーニングとある意味一緒です。強い刺激を与えすぎてしまえば筋肉は破壊されますが、適度に刺激を与えれば筋肉は鍛えられます。逆に、刺激を全然与えなければ筋肉は弱ってしまいます。
試験勉強については、1日何時間と決めるのではなく・・・
中略
達成するためにはどうしてらいいかを考えて、そのために使える時間から計画を、逆算して考えていかなければならないのです。
参考書は、いつでも簡単な内容から難しい内容へというような順序で書かれているわけではないのですから、読み飛ばして先のことを読むことで、理解しずらかったところがわかるようになることもあります。
「合格者の武勇伝は、真に受けるな!」
中略
過去は美化される
中略
合格者自身も、本当の理由はよくわかっていない
「要領よくこなす」ためのポイントは、あなたが足りないものだけを身につけるように鍛えるということです
「わからないは」、恥ずかしくない!
中略
試験勉強というのは、できないことや、自分のわからないことを理解すること
人間は1日で学習したことの7割を忘れる
人間の脳は、感情が動くと覚えてしまう
理解を得られた状態とは、結局、自分の知っている知識と新しい知識との関連性がわかったとき
1か月前に、不安や悩むことがあるならば、それは合格する可能性が高いということ。まぎれもなく、それは合格したい証拠です。もう合格をあきらめてしまっている人には、そういった不安や悩みはないわけですから・・・。
捨てる勉強法の手順は、さまざまな挑戦にも応用できる!
いやいや、ためになりました。
それでは・・・・。