2017年 第89回アカデミー賞3部門ノミネート ◆ 「ドリーム」



舞台はアメリカとソ連が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げている1961年。まだまだ、人種や女性差別が色濃い時代です。

 

そんなご時世に、社会の偏見と圧力に屈せず活躍した“黒人女性”が主人公。

 

 

 

黒人や女性の活躍に眉をひそめる人間も、最後はきっちり実力を認めます。このオチは「すごいなアメリカ!」「やったぜアメリカ!」というアメリカ映画のお家芸、いつものやつです(笑)。

 

 

ただ、完成された展開だけに、隙がなく、安心して観れます。

 

 

 

おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹替あり

女性の狂気な部分があらわに・・・ ◆ 「セリーナ 炎の女」



世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンスブラッドリー・クーパーが再び共演。一瞬で恋に落ちる男女を演じています。

 

はじめは、何もかも順調な二人ですが、だんだんと女性の狂気な部分があらわに・・・。愛する人の周りの人間を排除していきます。他に頼るところがないようにするという、カルト教団がよくやるような手ですね。

 

 

 

非常に興味深い展開でしたが、エンディングが惜しい。最後に驚かしてくれたら、とても良い映画だったのですが・・・、今一つ迫力に欠けるオチでした。

 

 

 

そこそこおススメ(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2014年 チェコ / フランス / アメリカ 日本語吹替あり

瞑想で人生は楽になる ◆ 「別冊サンガジャパン マインドフルネス」



いろんなジャンルの人たちの「マインドフルネス」についての考えを集めた1冊。

 

わかりやいものから、まったく理解できないものまで幅が広いです。

 

そんな中で、またまたメンタリストDaiGo君の話が秀逸。わかりやすい。

 

 

何度か彼の本を紹介したときにも、書きましたが、「いや~若いのにすごいな~」というのが彼に対する印象です。

 

メンタリストDaiGo君のパートだけ立ち読みでも、いいのでは・・・(笑)。

 

 

 

ほんでもって備忘録です。

 



【メンタリストDaiGo】

人間にはバイアスがたくさんあって、認識がいろんなものに左右される・・・。

中略

一番簡単なバイアスは「近いものには価値を高く感じ、遠いものには価値を低く感じる」というものです。

中略

ダイエットが95%の確率で失敗するのは、3か月後の引き締まった体よりも、今目の前にあるおいしそうなスイーツのほうが常に勝つからです。

 

 

 

「この先、世の中にどんどん情報があふれていく。したがって、未来の人たちにとって最大の財産となるのは注意力や集中力になるだろう」1978年ノーベル経済学賞受賞ハーバート・サイモン

 

 

 

NBAのスター選手と普通の選手を比べた研究があります。両者の違いは何だったかというと、スター選手は信仰が深いか、エゴが強いかのどちらかだったのです。

中略

つまり、何かを強く信じるという行為が、人間のパフォーマンスを引き出すわけです。

 

 

 

姿勢をきちんと作ると、横隔膜の動きが最大化されて、それによって脳にたくさん酸素が送り込まれます

 

 

 

科学的には注意がそれて、それを戻すときに、脳が鍛えられる言われています

 

 

 

瞑想のポイント

「1姿勢を正す」、「2呼吸をゆっくり行う」、「3注意がそれたら、それた注意を呼吸に戻す」この三点だけ

 

 

【熊野宏昭】

バーチャルな現実を創り出す力によって、我々はあたかも過去や未来があるように感じてしまうわけです 我々の心は勝手に動きます。我々が考えようとしなくても、思い出そうとしなくても勝手に心が反応して動くんですね。勝手に動くものは自分ではありません。

中略

コントロールできないものは、自分ではありません。自分の外側にある、外側で起こっているものです。じゃあ自分は何かというと、見ているほうです。見られている自分は自分ではなく、見て気づいているほうが、自分なんだ、まあそんなふうに考えてみたらどうでしょうか。

 

 

 

観察者としての自己が自覚できると、脱フュージョンが可能になります。思考と、現実と、自分が別物だということに気づく、そういう瞬間がある。これが脱フュージョンが起こった瞬間です。

 

 

 

我々の心のキャパシティーは意外と小さいんですね。ということは、その心のキャパシティーをあらかじめ使ってしまえば、考えるためのキャパシティーを残さないことが実現できます。マインドフルネスがいろんなものに気を配り、注意を分割するのは、思考を生まれさせないための戦略です。思考を生まれさせないように、気を配っているわけですから、現実はばっちり感じているわけです。これがまさにマインドフルネスです。

 

 

 

【藤田一照】

普通「I have a mind」と言いますが、仏教的には「Mind has I」なんですね。逆の考え方なんです。mindがIを作りだしているのに、Iは自分がmindを持っていると勘違いしている。

 

 

 

 

それでは・・・・。

3週間で「集中力」が取り戻せるのだとか・・・ ◆ 「脳が冴える最高の習慣術」



 

「心配することでは、状況を変えられないことに気づこう」

 

「これもいずれ過ぎ去る」

 

 

上記、二つの言葉が刺さった以外は、これと言って特徴のない本でした。

 

 

“糖分はコカインよりも中毒性が強いですよ・・・”とか、”オリーブオイルがおススメですよ・・・”とか、“あなたの感情や考えを、自分と同一視してはいけませんよ・・・”など、いつかどこかで聞いたことがあるようなことしか書かれていません。

 

“脳”だの“習慣”だのタイトルにぶっこんでいますが、いわゆる、ここ数年流行の“健康本”です。

 

 

 

この手の本を数冊読んだことがある方には、必要ないかと・・・(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

結局、何もなかったです(笑) ◆ 「ある決闘 セントヘレナの掟」



1880年代のアメリカを舞台が舞台。

 

テキサス・レンジャーと小さな町を牛耳るカルト教団の教祖が対決します。

 

前半から中盤は、なかなか“深み”を期待をさせる展開でしたが・・・。

 

結局、何もなかったです(笑)。

 

 

残念な作品でした。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹替あり

原則は完全無視 ◆ 「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」



家族の珍道中を描いたコメディ。

 

「笑いとは緊張と緩和」だと言いますが、そんな原則は完全無視。初めから“ボケたおし”です。う~ん、つまらん(笑)。

 

 

約半分でストップしました。

 

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

 

2016年 フランス 日本語吹替あり

最近ひっぱりだこの“ジェイク・ギレンホール”が主演 ◆ 「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」



最近ひっぱりだこの“ジェイク・ギレンホール”が主演。

 

交通事故で妻を亡くした金融業界を身を置くリッチな男性。

 

自動販売機の会社のカスタマーサポートとして電話を受けるマリファナ好きのちょっと変わった女性。

 

 

この二人の出会いを描いたヒューマンドラマです。

 

 

 

とてもおしゃれな雰囲気の作品なのですが・・・。う~ん、まったく面白くない(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アメリカ 日本語吹替あり

“なんか、みんなと馴染めない” ◆ 「スウィート17モンスター」



幼少のころから「なんか、みんなと馴染めない」と感じている17歳の少女の物語。

 

母や、学校で人気者の兄とは反りが合いません。家族で唯一、仲の良かった父は、病気で他界。

 

たった一人しかいなかった友達も、なんと大嫌いな兄と付き合うことになり絶交。

 

とま~、ますます社会から孤立する主人公・・・。

 

 

 

悩み多きティーンエージャーの心理がうまく描写されています。

 

 

映画における“難所”、エンディングもうまくまとまっていました。(※設定がよくて、最後にこける作品は本当に多いので・・・)

 

あっという間の105分。おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。 2016年 アメリカ 日本語吹替あり

あなたのスマホ、他人に見せられますか? ◆ 「おとなの事情」



3組の夫婦+男1人が夕食会。友達同士ですので、はじめは楽しく会話を楽しんでいます。ところが「秘密がある、ない・・・」の話になり、携帯電話にかかってきた内容はすべてスピーカー、メールは見せるという奇妙なゲームがスタートします。

 

「ヤバい」と思いながら、潔白を証明するために、引くに引けなくなり全員参加。

 

お察しの通り、“不倫がばれる”わ、“同性愛がばれる”わで、愛情や友情がグラグラに・・・。

 

 

 

限られた場所、限られたメンバーで、言葉が重みをもつ展開。

 

 

 

いや~面白かったです。

 

おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。 2016年 イタリア 日本語吹替あり

なかなか怖いお話・・・ ◆ 「ダブル/フェイス」



毎度のように書いていますが、近年のニコラスケイジとブルースウイルス出演作品は本当に酷いです(笑)。

 

しかし、この作品は観るに堪えます。

 

 

思い込みの激しい“代理母”のお話。なかなか怖かったです。

 

そこそこおススメ。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2017年 カナダ 日本語吹替あり